Papen's Piling

主にコンシューマーゲーム会社を調べる所

【考察】パルワールドの開発スタッフを見ていく

広大な世界で不思議な生物『パル』を集めて、戦闘・建築・農業を行わせたり、工場で労働させたりする全く新しいマルチ対応のオープンワールドサバイバルクラフトゲームです。

Steamのストアページより

2024年1月19日に発売した『パルワールド』。
このゲームを取り巻く環境は、発売後も色々な意味で熱い状況にあると思います。ともかく、このブログでは基本的にスタッフばかり見てるのでこのゲームもスタッフについて見ていきます。

『パルワールド』のスタッフはタイトルから見られます。正確にはwebページに飛ぶリンクなのでここからでも見られます

「クレジット」からスタッフについて見られる(modを入れているので画面がやや異なります)

なおこのクレジットですが、Lakshya Digital(Keywords Studios)~SHIFT Inc.までのリストが二重になっているミスがあります(ポケットペアには報告済み)。確認の際にはご注意下さい。

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アルファドリーム元スタッフの動向を調べてみた

お久しぶりです。ゲームやら私生活が忙しく何も書けておりませんでした。

ただそんな中も、ゲーム業界の動向はたまに見ておりました。
特に私はスタッフリスト、スタッフクレジットを用いてその動向を見ていくやり方をよく取っております。なので社員の名前や「◯◯社の社員が△△社に~~」といった話が出れば注目しておりました。

ただ、それで出てくる話は殆どは価値がないもので、特に酷いと思ったのはアルファドリームの動向に関する記述です。

『マリオ&ルイージRPG』シリーズの制作で知られたアルファドリームは2019年に倒産しました。

そんな元アルファドリームのスタッフが「◯◯へ行った」という話はwikipedaに記載されております。内容は以下の通りです。

解散後、所属していた殆どのスタッフはトーセに所属し、『ライブ・ア・ライブ』HD-2Dリマスター版や『スーパーマリオRPG』のNintendo Switch向けリメイク移植版は解散時点で当社に所属していたスタッフが中心となって担当した。

出典:アルファドリーム - Wikipedia

彼らはトーセに所属し、『ライブ・ア・ライブ』のHD-2Dリマスター版や『スーパーマリオRPG』に関わった…とのことです。

今回はこの話を見ていきましょう。

結論から言います。現時点では何一つとして正しくないです。

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【考察】『ブレワイ』DLCから始まり、生まれた大作の続編『ティアーズ オブ ザ キングダム』【スタッフクレジット】

2023年05月12日に発売された『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(以下、TotK)。今回はこちらのスタッフクレジットについて見ていきます。前作に当たる『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(以下、BotW)の時点で特異な評価がされてきましたが、ではその巨大なハードルが待ち構えていた続編を作った人たちがどういう人たちか。気になりました。

今回もゲームデザイン、プログラミング、アート全体を見ていきます。基本的に『BotW』のスタッフクレジットを見た記事を前提としていますが、冒頭でおさらいも兼ねていますので無理に読む必要はないです。

www.papenspiling.com

  • おさらい
  • 今回見ていくもの
  • ★前提:エキスパンションパスからの発展
  • 全体の規模:特筆すべきプログラミング
  • ゲームデザイン:経験者も残した増員
  • プログラミング:増員と刷新
  • アート:大きく再編された陣容
  • その他気になったこと
    • モノリスソフトの協力は"『BotW』程ではない"
    • 技術屋NERDの貢献
  • 続編だからこそ成り立つ環境と今後の課題
    • おまけ:プログラミングとアートの属性表
      • プログラミングの属性表
      • アートの属性表
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ハル研の"アーティスト"とは何を指すか 任天堂との違いとこれから

デオゲームにおけるアーティストの役割は多種多様であり、"アーティスト"と言われても正直ピンと来ません。

ChatGPT-4に聞いてみても様々な役割が出てきます。

ChatGPT-4にたずねても役割は色々出てくる

では、ハル研究所において"アーティスト"はどのような形で動いているのか、どのような役割を担っているのか。

今回はそれを調べる記事です。

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【考察】『ディスカバリー』と比較する『星のカービィ Wii デラックス』の音楽

『星のカービィ Wii デラックス』は2011年に発売された『星のカービィ Wii』のリメイク作品です。とはいえ、音楽方面でも評価が高い『星のカービィ』シリーズですから話題になります。

リメイク作品のBGMについては色々なアプローチがあります。以下はChat GPT-4にたずねた結果です。

1.音源や音色のアップデート
・元作品を現代の音源でアレンジ
・オーケストラやバンド演奏で再録音
・新しい楽器や音色を加えてバリエーションを増やす
・チップチューンやレトロなサウンドを使用して、懐かしい雰囲気を再現する
・サウンドトラックの一部をリマスターすることで、音質を向上させる

2.構成やメロディーの変更
・テンポや調子を変えて新たな雰囲気を作り出す
・元作品の構成を保ちつつ、新たなメロディーやハーモニーを加える

3.ゲームの進行や状況に応じた音楽の変化
・ゲーム内のシーンやキャラクターの進化に合わせて音楽もアップデート
・ゲームプレイの進行や状況に応じてBGMが変化するようにする

4.コラボレーションやカスタマイズ
・元作品とリメイク作品の音楽を融合させる
・有名アーティストや作曲家によるカバーやアレンジを導入
・プレイヤーがBGMをカスタマイズできる機能を提供

様々なアプローチが考えられる中、『Wii DX』では「音源をほぼそのまま使う」という選択となりました。AIが出すように音源や音色のアップデートはありますが、このような選択は珍しいと言えます。『ポケットモンスター』シリーズなどと比較するとわかりやすいですね。

今回は『Wii DX』の音楽について、スタッフクレジットの話も踏まえながら11年前のリメイクを送る形がどうなったのか、『ディスカバリー』と比較しながら見ていきます。

発売後1ヶ月経過してからの投稿のため、曲名は出しております。気になる方は控えて下さい。

また、閲覧の際は「【考察】『ディスカバリー』でカービィサウンドは世代交代したのか?」も併せてご覧いただけると理解がより深まると思います。
www.papenspiling.com

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【考察】並行開発、ハル研 x バンプールの新たな形『星のカービィ Wii デラックス』【スタッフクレジット】

今回は2023年02月24日に発売された『星のカービィ Wii デラックス』のスタッフクレジットを見ていきます(スタッフリスト、クレジットなど色々試してみましたが検索の都合上、これからスタッフクレジットとしていきます。既存記事も順次変えていく予定です)。

カービィwikiなどではネタバレとして、発売1か月後までページが作られない設定となっておりますがここでは話していきます。知りたい方は『WiiDX』のクレジットを覗いてみてください。メニュー→ムービー→クレジットでいけます。スタッフを見て欲しいというのもありますが、そこで流れる音楽もまたいいものですから!

なお今回よりchatGPTを用いて、どのような可能性があるか探ってもらっています。こういう、条件が決まった答えが曖昧な問いには活躍しやすいようですしね。今後も機会があれば利用できればと思います。

<忙しい方向けまとめ>(最後のまとめと同一です)

  1. 『WiiDX』にはディレクターの神山 達哉氏やリードアクションプログラマー住友 克禎氏、テクニカルディレクターの平田 雄大氏、プロジェクトマネージャーの永田 善裕氏など『ディスカバ』で大きな担当を務めた人がいない。
  2. 『ディスカバ』『グルメフェス』ではテクニカルディレクターに表記が変更されても、『WiiDX』では元に戻るなどその状況に応じて担当の名称も柔軟に変更されていると読み取れる。
  3. 『ディスカバ』と『WiiDX』では全体の統括やテキスト、ストーリーの監修と根本的なキャラクターやステージ、UIのアートデザインは中心人物が同一。また、開発環境担当者もほぼ同じ。しかしそれ以外は異なっており、グループを明確に分けられるという理由から『ディスカバ』と並行開発の期間があったと考えられる。
  4. バンプールとの協力がより深化。各社からリーダーを出し、かつプログラムといった同じ担当でハル研、バンプールの人の名前が見えるのは初の現象。
  5. 東京ハル研がカービィの開発で主体的な役割を持つのは終わりを迎えたと予想。

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『メトロイドプライム リマスタード』を調べて分かる、今のレトロスタジオの姿

2023年02月09日に『メトロイドプライム リマスタード』が発売されました。レトロスタジオが関わる『メトロイドプライム』シリーズの開発動向は世界で追われています。私も気になる一人であり、スタッフリストを見てみました。

過去の記事では画像にまとめたりもしましたが、後々閲覧が面倒くさいなと思いましたので今回は字数関係なく情報を詰め込んでいきます。目次の時点で大変なことになっていますが、頑張って読んでください。

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