今回はMiiverseに設置された『カービィファイターズZ』『デデデ大王のデデデでデンZ』以降のスタッフルームに存在する、熊崎信也以外のハル研究所のスタッフによるお話のまとめです。
今回も全ての出典のリンク先がarchive.orgで保存されたものとなっています。
他のmiiverseの魚拓記事はこちらからも飛べます。
- カビファZ、デデデンZ
- [2014/07/23 10:05]本日配信開始
- [2014/08/05 10:11]お助け機能
- [2014/08/07 10:02]「チーム合体砲」
- [2014/08/12 08:50]デデデ大王のジャンプ
- [2014/08/19 10:09]コンピュータ(CP)について
- [2014/08/21 09:25]レア能力帽子
- [2014/08/26 09:25]音作りでの配慮
- [2014/09/02 09:30]うらうちシンバル
- [2014/09/04 09:27]木目や布などの材質感を取り入れたビジュアル
- [2014/09/09 09:35]遊びやすくするために気を付けたこと
- [2014/09/16 10:03]チュートリアル
- [2014/09/18 09:27]ボヨヨンハンド
- [2014/09/23 08:14]ステージのデザイン
- [2014/09/25 09:40]高得点を目指すコツ
- [2014/09/30 09:41]背景デザイン
- [2014/10/02 09:24]クラッコとの戦い
- [2014/10/07 09:55]ワドルディとトロフィー
- [2014/10/14 09:37]すれちがいパネル
- [2014/10/16 09:33]うらがえるトゲドラム
- [2014/10/21 09:24]うらレベルの「開発スタッフ内のベストスコア」
- [2014/10/28 09:27]チームDDD
- [2014/10/30 09:36]ジャストガード
- [2014/11/07 09:32]このゲームでの音楽
- [2014/11/21 09:15]オープニング演出
- [2014/11/28 09:37]ダイナブレイド
- [2014/12/12 09:24]デデデ戦の背景の秘密
- [2014/12/19 09:38]陰で支えるキャラクター
- ロボプラ(主にカビハンZ、すいこみ)
カビファZ、デデデンZ
見出しは角括弧で投稿日を設け、スタッフルームのそれぞれのトピックから文を抜き出して作成しています。ただし重複する場合は終わりにナンバーを振っています。
[2014/07/23 10:05]本日配信開始
こんにちは、ハル研究所のイシダです!
ニンテンドー3DSのダウンロード専用ソフト、「カービィファイターズZ」と「デデデ大王のデデデでデンZ」が本日配信開始となりました。このコミュニティでは、開発チームのスタッフたちによる、ゲームをより楽しむための情報をお伝えしていきます。
スタッフたちの情報は明日から公開となりますので、どうぞお楽しみに~!
[2014/08/05 10:11]お助け機能
今回は、プログラムディレクターの大西による、「デデデ大王のデデデでデンZ」についてのお話をお届けします。
『こんにちは。
プログラムディレクターの大西です。ステージの質や量のみならず、タイトルやメニューなど、すみずみまでパワーアップした「デデデ大王のデデデでデンZ」。
でもそれだけではありません。
大王様の性能(?)も大幅に強化されています!
今回はそんな「デデデでデンZ」の、とあるお助け機能を紹介させて頂きます。今回の大王様、なんとドラムの無いところに落下しても大丈夫!
体力さえ残っていれば、少し不思議な力により最寄りのドラム上に復活します。
この復活機能により、初めて遊ぶステージでも、比較的安心してゴールまでたどり着くことができます。
初めて遊ぶ人には優しく、それでいてやりこみプレイの邪魔にはならない……素敵な機能です。一方でこの機能は、みなさんのプレイが上達するに従って、次第に存在を忘れられていく運命にもあります。
ステージをノーミスでクリアできるようになったとき、「そういえばそんな機能もあったなぁ」なんて思い出して頂けると、担当プログラマーが喜びます。』とのことでした。
落ちても途中から復帰できるなら、リズムアクションがちょっと苦手な私でも、楽しく遊べると思います!
みなさんも、ぜひチャレンジしてみてください!
[2014/08/07 10:02]「チーム合体砲」
今回は、デザインディレクターの東藤による、「カービィファイターズZ」の「チーム合体砲」のお話をお届けします。
『こんにちは。デザインディレクターの東藤です。
「カービィファイターズZ」で新しく追加された機能「チーム戦」には、「チーム合体砲」というアイテムが登場します。
同じチームの仲間と一緒にくっつくと、チャージ攻撃が発射できるという、チーム戦専用のアイテムです。
この、チーム合体砲ですが…あれ?なんだか見たことがあるような…?実は、こちらのデザインは、「星のカービィ スーパーデラックス」の「メタナイトの逆襲」などで登場した、戦艦ハルバードの「2連主砲」が元となっています。
2連主砲の携帯版みたいで、なんだかかわいいですよね。
ちっちゃいからといって、あなどるなかれ。このチーム合体砲の攻撃は、当たると大ダメージとなります!
味方チームで取った場合には心強いアイテムですが、敵チームに取られた場合は手強いアイテムとなりますので、攻撃が当たらないよう華麗によけましょう。他にも、くちうつしや、なつかしのステージの復活など、カービィを遊んだ事がある方ならニヤリとするような要素が満載ですので、ぜひ元ネタなども考えなら遊んでみてくださいね。』
とのことでした。
「チーム合体砲」の発射シーンは迫力があるので、ステージに出現したら、ぜひゲットしてみてください。
[2014/08/12 08:50]デデデ大王のジャンプ
今回は、リードレベルデザインを担当したスタッフ、遠藤のお話をお届けします。
『こんにちは。「デデデ大王のデデデでデンZ」のリードレベルデザインとして、ステージの設計と作成を担当しました、遠藤です。
今作では、完全新規の7ステージが登場しますが、ステージをクリアしていくと、さらに「うらステージ」なるものが登場するんです。ギミック盛りだくさん、 歯ごたえ十分に変化したうらステージと、通常ステージを合計すると全14ステージとなり、なかなかの遊びごたえを感じていただけると思います。今回は、ステージ攻略の基本の基本となる、デデデ大王のジャンプの話をしたいと思います。
ドラムではずむデデデ大王は、ボタンを押さなくても勝手にジャンプしています。この着地に合わせてAボタンを押すとハイジャンプ(中くらいの高さ)、さら にハイジャンプの着地に合わせてAボタンを押すとスーパージャンプ(最大の高さ)となり、以降はAボタン入力が成功する限りずっとスーパージャンプが出ま す。
3つのジャンプを使い分けながらコインを集め、ゴールドラムを目指しましょう。
スーパージャンプの次には、ハイジャンプは出せないので、そんなときは「一度通常のジャンプをした後に、タイミングよくAボタンを押してハイジャンプにする」というのがポイントです。
言葉で聞くと少し難しいですが、実際にやってみればすぐにピンとくると思います。全ステージ攻略、楽しんで遊んでみてください。』とのことでした。
いきなり連続スーパージャンプを目指すのは難しいかもしれないので、まずは普通のジャンプから始めていくと、いいかもしれませんね。
[2014/08/19 10:09]コンピュータ(CP)について
今回は、プログラマーの田島による、「カービィファイターズZ」の「チーム戦」についてのお話をお届けします。
『みなさんこんにちは。プログラマーの田島です。
「カービィファイターズZ」では、カービィやアイテムのプログラムを主に担当しました。「カービィファイターズZ」の目玉のひとつ、チーム戦。友達と遊ぶのももちろん楽しいチーム戦ですが、コンピュータ(CP)とチームを組んだときもまた一味違った楽しさがあります。今回はそんなCPについての話題です。
「トリプルデラックス」では敵として立ちはだかったCPたち。彼らが味方として戦ってくれるだけでも心強いですが、実は「Z」のCPの行動パターンには、より頼もしさを感じてもらえるように仕掛けがしてあります。
例えば、チーム戦を語る上で外せない要素「くちうつし」。
くちうつしできるアイテムを取ったCPは、味方にくちうつしするために急いで近付いてきてくれます。また、味方がアイテムを取ったときには、自分がくちうつししてもらえることを期待して近付いてきたりもします。優しくて食いしん坊なカービィらしい行 動ですね。
CPと一緒に戦うときは、ぜひ彼らの動きを読んで協力しあってみてください。
仲間の行動を予想して的確に協力するテクニックは、きっと「みんなで」で友達と遊ぶときにも活かせますよ。』
とのことでした。
友だちと対戦するときに、お互いがCPのカービィとチームを組んで戦うのも、いいかもしれませんね。
いろいろな遊び方をためしてみてください。
[2014/08/21 09:25]レア能力帽子
今回は、デザイナーの北による、「レア・のうりょくぼうし」についてのお話をお届けします。
『こんにちは。カービィファイターズZでレア能力帽子のデザインを担当したデザイナーの北です。
「ひとりで」モードをクリアすると手に入るレア帽子、みなさんはもう全部手に入れましたか?
手に入れたら能力選択画面でXボタンを押してみましょう。
性能が変わるわけではありませんが、見た目が変わるだけでもいつもと違った気分で戦うことができますよ。レア帽子の中で、私からのオススメはボム能力です。
帽子のデザイン自体はさほど派手さは無いのですが、注目してほしいのはハートの模様がついた爆弾の方。
なんてラブリー!
デスクに飾っておきたいくらいですね。
通常のボム能力が男の子用だとするならレアボム能力は女の子用、そんなイメージでデザインしました。
気に入って頂けたら幸いです。他にも楽しい見た目のレア帽子がありますので是非全部手に入れて下さい。
トリプルデラックスのすれちがい通信のデータがある方への特典で手に入る、あの能力にもちゃんとレア帽子が用意されていますよ!』とのことでした。
「ひとりで」モードをクリアすると、そのときに使っていたコピー能力の「レア・のうりょくぼうし」が使えるようになるので、お気に入りのコピー能力から始めてみては、いかがでしょうか。
[2014/08/26 09:25]音作りでの配慮
今回は、サウンド担当の安藤による、「デデデ大王のデデデでデンZ」の「音作りでの配慮」についてのお話をお届けします。
『こんにちは。「デデデ大王のデデデでデンZ」のサウンドを担当しました、安藤です。
今日は、音楽を作るときに特別に気をつけてみたことについて、書いてみます。私たちは、これまで多くの「背景で流れるBGM」を作ってきました。
そして「ステージの世界観やキャラの雰囲気を表現して、プレイを盛り上げること」がBGMを流す目的であったと思います。
ですが、今回は「音楽にあわせるゲーム」ということでしたので、音楽はバックで流れるものではなくて、ゲームのメインの要素となり、目的もいつもとは違うものになるわけです。
そんなわけで、今回はいつものカービィとは違ったコンセプトで、サウンドが作られました。たとえば、ドラムのパターンやフレーズが「凝っている」と、ゲームは分かりにくく、プレイしにくいものになってしまう危険がありました。
ですから、 特に序盤の曲については「曲の面白さを損なわない程度にシンプルなリズムや音色」ということを念頭に置いたアレンジとなっています。
もちろん、ゲーム中に沢山鳴る「効果音」のほうも、音楽との兼ね合いや遊びやすさを考えて設計してあります。これらは、できるだけ「気にならないように」作ったつもりですが、たまには「気にしていただけたら」これまた作り手として嬉しいことだと思います。』
とのことでした。
ゲームのジャンルにあわせて、音作りの方法を変えているんですね。
それぞれの曲を、元のゲームの曲と聞き比べてみるもの、面白いかもしれませんね。
[2014/09/02 09:30]うらうちシンバル
今回は、プログラマーの川路による、「デデデ大王のデデデでデンZ」の「うらうちシンバル」についてのお話をお届けします。
『こんにちは。プログラム担当の川路です。
「デデデ大王のデデデでデンZ」になって大幅に追加されたステージ。
そんなステージを彩るしかけももちろん大幅に追加されています。
今回は新たに追加されたしかけのなかで、得点アップに重要な「うらうちシンバル」をご紹介します。うらうちシンバルは空中にふわふわと浮かんでいるだけでそれだけでは特に何もしてきません。
しかし、デデデをうらうちシンバルにかさねて「うらうち」をしてみると…
デデデはどこからかバチを取りだし大きく振りかぶるとシンバルをおもいきり打ち鳴らします!そしてジャーンと豪快な音色とともにたくさんのおんぷコインが出現!
このおんぷコインはもちろんゲット可能!クリアしたときのコインコンプリートボーナスの対象でもあるので1つのこらずゲットしましょう。ここでひとつポイント。
うらうちシンバルで出現するおんぷコインの配置はステージごとに決まっています。
おんぷコインの配置をしっかり頭にいれて、ながれるようにシンバルを鳴らし、おんぷコインをゲットすればクリアタイムの短縮にもなるはず!得点アップに重要なうらうちシンバル。たくさんあそんで華麗なシンバルさばきをマスターしましょう!』
とのことでした。
「おんぷコイン」の出現する位置をおぼえておくというのは、役に立ちそうな情報ですね。
みなさんもぜひ、「うらうちシンバル」でスコアの更新を目指してみてください。
[2014/09/04 09:27]木目や布などの材質感を取り入れたビジュアル
今回は、デザイナーの剣持による、「デデデ大王のデデデでデンZ」のビジュアルについてのお話をお届けします。
『こんにちは。デザイナーの剣持です。
「デデデ大王のデデデでデンZ」皆さん、楽しんでいただけていますか。
今回は本作の木目や布などの材質感を取り入れたビジュアルについて、お話したいと思います。例えば「はじめるボタン」ですが、これは木製で作られたボタンをイメージして作りました。
レベル選択画面のボタンの下に敷き詰めたのは、キルト生地を表現したものです。
この様に材質感のあるデザインにした意図としては、まず王道カービィのデザインとは、少し違った雰囲気を楽しんでもらいたいという思いがありました。また、デデデが陽気にリズムに弾んで進む姿が、お茶目で楽しい雰囲気だったので、見た目も楽しいおもちゃを連想させる感じにしたかったというのがあります。
さて雰囲気は甘く親しみ易くても、難易度は決して甘くないのが、このゲームを初めてプレイして、一番驚かされるところだと思います。
そして 最初は難しくとも、コツを掴めばクセになり、リトライしているうちに上達しているという方も多いのではないでしょうか?
かく言う私も、そんなプレイヤーのひとりです。是非、諦めずに、おもて、うら面ともにプラチナを目指してみましょう。
タイトル画面でちょっとしたサプライズを見る事が出来ますよ!
「もう見たよ!」と言う方は、デデデとタランザの2ショット画面が見られるよう挑戦してみてください。
デデデとタランザの2ショットが気になるという方は、「うら面」だけプラチナを取るという高度なプレイを試してみてはいかがでしょう』とのことでした。
プラチナを目指すのは、ちょっとたいへんかもしれませんが、デデデ大王とタランザの2ショットは見てみたいので、私もがんばってみようと思います。
みなさんも、ぜひチャレンジしてみてください!
[2014/09/09 09:35]遊びやすくするために気を付けたこと
今回は、レベルデザインを担当した神山による、「デデデ大王のデデデでデンZ」を遊びやすくするために気を付けたことについてのお話をお届けします。
『こんにちは!
「デデデ大王のデデデでデンZ」のレベルデザインサポートとして、うらステージの一部を担当しました神山です。遊び応えのある うらステージを担当しましたが、実はここだけの話、私はそんなにアクションゲームが上手くありません。
今作では、そんな私にも嬉しい要素が盛り込まれています。
「星のカービィ トリプルデラックス」の「大王のデデデでデン」では落下するとそのままゲームオーバーになっていましたが、今作では、体力とスコアが減るだけで、ミスをしたその場所からリスタート出来ます!
しかも、減った体力は、ステージに配置されている「回復リング」を通ると回復できます。
この回復リングは、体力が半分くらい減っていると、いつもより多く出現してくれます。また、ステージを進んで行くと「はんぶんとうたつ」とお知らせしてくれるようになり、ペース配分がしやすくなっています。
いろんな仕掛けが追加され、遊び応えがアップしただけで無く、初心者へのこころ配りもアップしていますので、前作で難しいと感じた方も遊びやすくなっていると思います。
ぜひ皆さんも遊んでみて下さい!』とのことでした。
私もリズムアクションがちょっと苦手なので、今回の回復リングやステージ途中からの復帰は、とてもありがたいです。
また、「はんぶんとうたつ」のお知らせでは、カービィとワドルディが登場して応援してくれるので、みなさんもゲームでご確認ください。
[2014/09/16 10:03]チュートリアル
今回は、UIデザインを担当した本田による、「カービィファイターズZ」のチュートリアルについてのお話をお届けします。
『こんにちは。カービィファイターズZのUIデザイン担当の本田です。
「カービィファイターズZ」で追加された新たな遊び「チーム戦」についての紹介が既にされていますが、こういった新しい遊びについてはチュートリアルを用意しています。
チュートリアルはゲーム中に看板などの形でさりげなく配置されるものもあれば、ゲーム開始前に表示されるものもあります。
このたび追加された「チーム戦」の説明はタイトル画面で暫く待機してると見られるようになっています。チュートリアルは操作説明が目的ですので退屈なものになりがちです。
でも新しく加わった遊びを存分に楽しんでもらいたい!ということで、今回は担当のデザイナーがちょっとコミカルな内容をを考えてくれましたので、それが際立つように作りました。
また操作説明としても見やすいように表示時間の細かな調整をして完成させました。全部で5ページ、最後にはオチもありますのでぜひ見て頂けると嬉しいです』
とのことでした。
最後のページには、なにかお楽しみがあるようなので、みなさんもぜひ確認してみてください。
[2014/09/18 09:27]ボヨヨンハンド
今回は、プログラマーの村瀬による、「カービィファイターズZ」の「ある仕掛け」についてのお話をお届けします。
『こんにちは。プログラマーの村瀬です。
「カービィファイターズZ」で新登場するステージには、トリプルデラックスでも目立っていた、カービィが画面手前にはじき飛ばされる仕掛けが登場します。
実はこの仕掛け、「カービィファイターズZ」にもってくる時にちょっと調整してあります。中でも気づきにくいのは、ボヨヨンハンドが画面に向かってまっすぐ伸びるようになっていることです。
トリプルデラックス版のボヨヨンハンドは、画面の中心にある時以外は、液晶画面に対して斜めに伸びます。
「遠くのものが小さく見える」のような、遠近法との兼ね合いでこのような見えかたになっています。
こちらのほうが、3Dの世界を描くときは「正しい」見た目です。ところが「カービィファイターズZ」のボヨヨンハンドは、全部が画面に向かってまっすぐ伸びています。
これは対戦するときに、斜めに伸びてくると「どこに立っているとぶつかるか」がわかりにくいからです。
もしお手元にトリプルデラックスがあれば、見比べてみてください。他のステージの仕掛けも、それぞれひと手間かけてカービィファイターズ用に調整しているので、一度注目して見てみてください。』
とのことでした。
ゲームをプレイしているだけでは気づかないような、仕掛けと調整がなされているんですね。
他にはどんな仕掛けがあるのでしょうか。気になりますね。私も次にプレイするときは、いろいろなところに注意してみたいと思います。
[2014/09/23 08:14]ステージのデザイン
今回は、デザイナーの松尾による、「カービィファイターズZ」のステージのデザインについてのお話をお届けします。
『こんにちは、カービィファイターズZの背景デザインを担当した松尾です。
今回は2つのステージのデザインを紹介します。■夢の泉■
夢の泉ステージですが、実は「星のカービィ ウルトラスーパーデラックス」のステージクリア画面に出てくる夢の泉を元にしています。
これにはあまり気付かない人もいるかもしれませんが見比べると似た部分が沢山見つかると思いますよ。
さらに難易度「めちゃむず」のデデデ戦だけ背景が変わります。
これも懐かしいタイトルから採用しているので、ぜひ自分の目で確かめてみてください。■バタービルディング■
一番の変わり種ステージだと思われるバタービルディングです。
元は1993年に発売されたファミコンの「星のカービィ 夢の泉の物語」です。
このステージは当時のドット絵を再現したステージなのですが、知らない人が見ると目新しく見えるかもしれません。
もちろん昔を知る人には懐かしい表現ですよね。カービィファイターズZのステージには全て元になったタイトルが存在しています。
皆さんは幾つぐらいわかったでしょうか。』とのことでした。
ステージにもいろいろな工夫があるんですね。
「星のカービィ 夢の泉の物語」は、バーチャルコンソールでも遊べるので、興味を持たれた方は、そちらも確認してみてください。
[2014/09/25 09:40]高得点を目指すコツ
今回は、リードレベルデザインを担当した遠藤による、「デデデ大王のデデデでデンZ」で高得点を目指すコツについてのお話をお届けします。
『こんにちは。
「デデデ大王のデデデでデンZ」のリードレベルデザインを担当しました遠藤です。
ステージをクリアすると、スコアに応じてランクが決定されます。メダルで表示されるランクは、ブロンズ、シルバー、ゴールド、そして最高のプラチナまでで4段階。
プラチナメダルを目指してやりこめば、デデデでデンZはとても深く遊べます。プラチナメダルをゲットするために、まずステージクリア時に表示される、ボーナススコアをすべてとりましょう。
その上でさらに、いかに早くゴールにたどり着くか。
ここが最後のスコアの伸びしろとなります。
乗らなくてもコインを取り逃すといったことのないドラムは、スーパージャンプでガンガン飛ばしていくことで、タイムを縮めることができます。
何度も挑戦し、最適なルートを探していきましょう。とくに最終面、うらエクストラはステージが長い分、スコアの伸びしろもとても大きいです。
このステージ、想定されたルートをノーミスでたどれば、残りタイムが1:11になります。
1月11日はトリプルデラックスの発売日!
そしてこのタイムでクリアすると、スコアはなんと86555(ハルゴーゴーゴー)となんとも縁起の良い数値になります!工夫次第でそれ以上のスコアも狙えますし、他のステージにも思いもよらぬルートが隠されているかもしれません。
腕に自信のある方は、記録更新を目指してがんばってみてください。』とのことでした。
私も今回のコツを参考に、コツコツとがんばってみたいと思います。
みなさんも、プラチナメダルを目指して、チャレンジしてみてください!
[2014/09/30 09:41]背景デザイン
今回は、デザイナーの橋倉による、「デデデ大王のデデデでデンZ」の背景デザインについてのお話をお届けします。
『こんにちは。
「デデデ大王のデデデでデンZ」の背景デザインを担当した橋倉です。デデデでデンZでは、ステージを彩る遊園地アトラクションの背景デザインもリニューアルされています。
たとえば、宙返りするジェットコースターや大きな観覧車、その他にも、動きのあるアトラクションが色々と加わりました。また、おもてステージ、うらステージともに、前半の4つのステージでは、春夏秋冬の四季をテーマとしたデザインがなされています。
たとえば、それぞれの季節を表すものとして、レベル2では夏の「ひまわり」、レベル4では冬の「雪の結晶」などが背景に描かれています。
この他にも、それぞれの季節感に合わせたモチーフがいくつも使われていますので、ぜひ見つけてみてくださいね。また、エクストラのレベルでは、星のカービィWiiの最終決戦の楽曲に合わせて、あの異空間を象徴するモチーフも登場しますので、こちらも探してみてください。
もう一つ、モチーフについてのお話を。
背景を眺めていると、そこに描かれている木々の中に、U字型の実を付けた不思議な木がありますよね。
この木は、トリプルデラックスの「大王のデデデでデン」から継承されているのですが、実はこのU、「音叉」という、楽器の調律などに使われる道具が、デザインの基となっています。
この、リズムアクションというコンセプトに見合ったモチーフとして、この世界観に彩りを加えています。』とのことでした。
私はステージのそれぞれが季節を表していることはわかっていましたが、音叉までは気づきませんでした。
みなさんも、ステージの背景を楽しみつつ遊んでみては、いかがでしょうか。
[2014/10/02 09:24]クラッコとの戦い
今回は、プログラマーの西村による、「カービィファイターズZ」での「クラッコとの戦い」についてのお話をお届けします。
『こんにちは!「カービィファイターズZ」のプログラムを担当した西村です。
中間ボスとしてチーム戦で挑むクラッコ。
「トリプルデラックス」で使っていた「クロスサンダー」や「ガラクタ落とし」なども積極的に繰り出してカービィ達に襲いかかります。そんなやる気満々なクラッコ、以前は見せなかった新しい技を披露してくれます。
例えばガラクタに混じってキーホルダーを落としての目隠し攻撃。
落とすキーホルダーには様々な組み合わせがありますが、ごくたまにクラッコだらけのレアな組み合わせをだすことも!どんな組み合わせでくるのかも注目してみてください。そしてロングホーンをめいっぱい伸ばしてぐるんぐるんと大回転攻撃!!
安全な場所はないのでうまくガードや回避で対応しなくてはいけませんが、ロングホーンにも攻撃は当たるので、実は攻撃チャンスでもあります。
また、「むずかしい」以上だとさらに新たなロングホーン攻撃もしてくるようになるので、ぜひ皆さんの目で確認してみてください!なお、トリプルデラックスでは本作とはひと味違う、奥や手前に移動しながらのクラッコバトルを楽しめます。
まだ未体験の方は、本作と合わせてそちらも楽しんでいただければ幸いです!』とのことでした。
今回の記事を読んだだけでも尻込みしそうなクラッコの攻撃の数々ですが、落ち着いて戦えば大丈夫です!
みなさんも、クラッコ戦にぜひチャレンジしてみてください!
[2014/10/07 09:55]ワドルディとトロフィー
今回は、デザイナーの若山による、「デデデ大王のデデデでデンZ」のワドルディとトロフィーについてのお話をお届けします。
『こんにちは。
デデデ大王のデデデでデンZのワドルディや、トロフィーなどのデザインを担当した若山です。ゲーム中、ドラムの上で手拍子しながら飛び跳ねてるワドルディ。
このワドルディ、いろんなジャンプするんです。ただ普通にジャンプするときもあれば、おなかでジャンプしたり、バック中をしたりします。
難しいステージだと見ている余裕ないかもしれませんが、はじめのほうの簡単なステージで機会があれば見てみてくださいね。それと、トータルスコアが上がっていくとゲットできる、トロフィー。
ゴールドトロフィーまではゲットできたって方も多いかもしれません。ゴールドまでは大王のポーズ違いですが、実はそのさらに上のプラチナトロフィーは、ゲストキャラも一緒にトロフィーになっています。
プラチナトロフィーをゲットするのは大変ですが、ぜひ自分の目で確かめてくださいね。』とのことでした。
ワドルディのアクションには、いろいろな種類があるんですね。
また、プラチナトロフィーは他のトロフィーよりも豪華なようですね。みなさんも、プラチナトロフィーを目指してがんばってください!
[2014/10/14 09:37]すれちがいパネル
今回は、デザインディレクターの東藤による、「すれちがいパネル」についてのお話をお届けします。
『こんにちは。デザインディレクターの東藤です。
3DSの本体機能「すれちがいMii広場」の中の「ピースあつめの旅」に、「カービィファイターズZ/デデデ大王のデデデでデンZ」のパネルが追加されていることはご存じでしょうか?
こちらのパネルは「カービィファイターズZ」「デデデ大王のデデデでデンZ」制作チーム内のデザイナーが作りました。
パネルでも2つのゲームの楽しさを少しでも伝えられればと思い、ゲーム中のイメージを再構成しています。パネルの内容は、前半は「デデデ大王のデデデでデンZ」、後半は「カービィファイターズZ」となります。
前半では、デデデ大王がドラムの上で軽快にジャンプ!
後半では、カービィたちがダイナブレイドの巣にて、今回の画面写真のように大乱闘を繰り広げます。
1枚のパネルで2つのゲームを表現したかったので、前半と後半で構成をきっちりと分ける工夫をしております。
…なのですが、お気づきの方もいらっしゃるでしょうか?
実は、後半の「カービィファイターズZ」の部分にも、前半の「デデデ大王のデデデでデンZ」で飛び跳ねていたデデデ大王が登場しているんです。
気になる方は3DSのスライドパッドを、ぐりぐり~っと動かしてみましょう!
デデデ大王以外にも、何かが発見できるかも?まだ集めていないという方は、ぜひパネルの完成を目指してみてくださいね。』
とのことでした。
パネルを完成させた方は、3DSのスライドパッドを動かして、なにが見えるのか確かめてみては、いかがでしょうか。
[2014/10/16 09:33]うらがえるトゲドラム
今回は、プログラマーの川路による、「デデデ大王のデデデでデンZ」の「うらがえるトゲドラム」についてのお話をお届けします。
『こんにちは。プログラム担当の川路です。
今回は「うらがえるトゲドラム」についてご紹介したいと思います。テンポに合わせてうらがえり、交互に出現するトゲとドラムでプレイヤーを惑わす「うらがえるトゲドラム」。
間違ってトゲのときに着地してしまったら、もちろんダメージを受けてしまいます。
しかし、トゲを踏んでしまってもパニックになってはいけません。
トゲドラムを踏んでしまったときはドラムの面が出ているときに着地するように調整してあります。
あせらず、まずはしっかりと着地です。
また、ドラムの面に着地するとトゲは引っ込み、デデデに踏まれ続けている限り再度出現することはありません。
トゲのことを気にせずにタイミングをはかって落ち着いて再スタートしましょう。ダメージの話のついでにちょっとした小ネタを。
ダメージをうけたときにデデデが発する痛がる声、実は4種類のボイスをランダムで再生しています。
ずっと同じでは味気ないかといれてみました。こういう細かいところにこだわるとゲームのてざわりがよくなったりするんです。
気になる方はそれぞれどんな声を出しているのか聞き比べてみるのも面白いかもしれません。
ちょっとデデデがかわいそうですが…。』とのことでした。
どんなときも焦りは禁物ということですね。
みなさんも「うらがえるトゲドラム」でダメージを受けてしまっても、落ち着いてクリアを目指してみてください。
[2014/10/21 09:24]うらレベルの「開発スタッフ内のベストスコア」
今回は、リードレベルデザインを担当した遠藤による、「デデデで大王のデデデでデンZ」の、うらレベルの「開発スタッフ内のベストスコア」についてのお話をお届けします。
『こんにちは。「デデデ大王のデデデでデンZ」のリードレベルデザインを担当しました、遠藤です。
今回は「デデデ大王のデデデでデンZ」の、うらレベルのスコアについてのお話です。
各ステージは、音楽に合わせてうまく進めば、ギミックやアイテムのタイミングがぴったり合って、気持ちよく攻略できるように設計されています。その上で、どのステージにも数か所、ショートカットできるところが潜んでいるんです。特に重要なのが、コインを取るときに、デデデ大王のおしりでかすめ取るようにしてドラムを1つ飛ばす、というテクニックです。
例えばうらレベル1の終盤、うらうちシンバルが3連続で出現した後のコインは、パッと見では行ったり来たりしないとすべてゲットできないように見えますが、実はうまくかすめ取れば一度も戻ることなくすべてゲットでき、タイムを縮めることができます。このように、ショートカットできそうな怪しいところを探して繰り返しチャレンジすると、スコアが伸びていきますので、ぜひ皆さんやってみていただきたいと思います。
こういったテクニックも駆使してたたき出した、うらレベルの「開発スタッフ内のベストスコア」をご紹介します。レベル1:45985点、レベル2:44965点、
レベル3:45810点、レベル4:46530点、
レベル5:51315点、レベル6:50525点、
エクストラ:86555点。いかがでしたでしょうか。このスコアがゲットできた方、または超えた方はぜひみんなに自慢してみてください。』
とのことでした。
みなさんもぜひ、今回ご紹介したショートカットのテクニックで、タイム短縮に挑戦してみてください。
[2014/10/28 09:27]チームDDD
今回は、デザイナーの北による、「カービィファイターズZ」の「チームDDD」についてのお話をお届けします。
『こんにちは。デザイナーの北です。
カービィファイターズZではレア能力帽子など、主にキャラクターのデザインを担当しました。もう既に一度は目にされている事とは思いますが、チームDDDについて、ちょっとしたこだわりをお話したいと思います。
チームDDDは「ひとりで」の最終戦に登場するのですが、まず戦うのはたくさん出てくるピンクのガウンの小さいデデデ。サイズを小さくして色を変えただけ、と思われるかも知れませんが、いえいえ、決してそんな手抜きはいたしません。
ハンマーがおもちゃのハンマーになっているのは言うまでもありませんが、それ以外にも、頭、手足、ガウンの大きさを調整して、小さい子供がブカブカの服を着ているような印象にしてあります。
顔つきも眼をクリっとさせたり、くちびるを丸っこくしたり、子供っぽい印象に調整しました。そして次に迎え撃つのは中デデデと大デデデ。
こちらもそれぞれ色変えだけでなくハンマーが強化されています。中デデデのハンマーはフチが鉄枠で補強されていますし、大デデデのハンマーは夢の泉のパワーで強化されたという設定で、スターロッドが融合されたようなデザインにしました。
もし戦いに余裕があったら是非見てみて下さい。』とのことでした。
「チームDDD」のデデデ大王には、大きさ以外にもいろいろな違いがあるんですね。
気づかなかったなという方は、「チームDDD」と戦って、ぜひ確かめてみてください。
[2014/10/30 09:36]ジャストガード
今回は、プログラマーの田島による、「カービィファイターズZ」の「ジャストガード」についてのお話をお届けします。
『みなさんこんにちは。プログラマーの田島です。
今回は「カービィファイターズZ」のボス戦での、「ジャストガード」にまつわるテクニックをご紹介します。カービィ同士なら攻撃をノーダメージにできる便利な「ガード」ですが、ボスの攻撃をガードした場合は少しだけダメージを受けてしまいます。
でも実は、攻撃を受ける直前にガードすることで発動する「ジャストガード」なら、ボスの強力な攻撃もノーダメージにすることができるんです。ジャストガードを成功させるために重要なのは、ボスの攻撃をよく観察することです。
これからどの攻撃が来るのか、いつ攻撃してくるのかを見極められるようになれば、ガードすべきタイミングも見えてくると思います。
また、タイミングが難しそうな攻撃は無理せず離れて避ける、といった判断も大切です。狙って出すのはちょっと難しいですが、敵の攻撃をしっかり見極めて、狙い通りにジャストガードを成功させられると「やった!」という嬉しさが味わえますよ。
クリアタイムを追求したい人や、カッコよく戦いたい人はぜひ挑戦してみてください。』とのことでした。
「ジャストガード」を使うのは、ちょっと難しそうですが、うまくいったら気持ちいいでしょうね。
みなさんもぜひ、挑戦してみてください!
[2014/11/07 09:32]このゲームでの音楽
今回は、サウンドコンポーザーの安藤による、「カービィファイターズZ」のゲーム音楽についてのお話をお届けします。
『こんにちは。「カービィファイターズZ」のサウンド担当の安藤です。
今日は、このゲームでの音楽について、書いてみます。このゲームで鳴るBGMの多くは、過去のゲームで使われた曲の移植か、または軽いアレンジがなされたモノになっています。
ですから、今までのカービィシリーズで遊んだ方々であれば「この曲は!」と懐かしく感じる曲もあるかと思います。一方、このゲームのために新たに作られた主な曲としては、「タイトル画面」や「スタッフロール」などがあり、どちらも気合の入った曲だと自負しております。
特に、「看板」となる、タイトル画面の 曲のほうは、「このゲームを説明する機能」も持たせる必要があったため、このゲームの由来となる「トリプルデラックス」のタイトル曲っぽい出だしと、バトルっぽさを感じさせる「ボス曲」の融合……というコンセプトで設計してみました。
そして今回は、メロディーの目立つ箇所には(前作では ほとんど使っていなかった)FM音源を採用して、多少の新鮮味を入れてみました。
それによって、カービィシリーズのひとつであり、また、新作でもあることを、それとなくアピールできたかと思います。今回は、サウンドテストが無くて大変恐縮ではありますが、これら新曲については、どちらも「じっくりと」聴ける場面ですので、たまには「じっくりと」聴いてやってみて下さい。』
とのことでした。
それぞれのBGMが、いろいろな考えのもとに作曲されているんですね。
今回のBGMも、気に入っていただけると嬉しいです。
[2014/11/21 09:15]オープニング演出
今回は、UIデザイナーの剣持による、「カービィファイターズZ」のオープニング演出についてのお話をお届けします。
『こんにちは。UIデザイナーの剣持です。
今回は「カービィファイターズZ」のオープニング演出について語ってみたいと思います。
「カービィファイターズZ」は対戦格闘ゲームなので、「王道カービィの世界観を守りつつ、更に、格闘ゲームらしい格好良さが感じられるデザイン」をコンセプトに制作しました。
ユーザーの皆さんが、ゲームを起動して最初に目にするオープニング演出も、このコンセプトに沿ったものなのですが、いかがでしたでしょうか。なお、タイトル画面ではゲームを沢山プレイしてくれた皆さんに喜んでもらえるように、様々なバージョンを用意しました。
どの能力でもよいので「めちゃむず」でクリアするとシャドウカービィが現れたり、全能力でクリアすると、カービィたちの帽子デザインが変わります。
そして、なんと一定の確率でウィンクを決めたデデデ大王が登場しますよ!
大変だとは思いますが、全能力クリアは難易度が「やさしい」でも大丈夫なので、是非挑戦してみてください。ちなみに海外版では言語が違うだけでなく、日本語版の印象的な「Z」の文字が、海外版では「Deluxe」に変更になっています。
タイトルの違う海外版では、もちろん専用のオープニングアニメになっています。
(これは「デデデ大王のデデデでデンZ」についても同じです。)オープニングの全てのバージョンを見るのは難しいと思いますが、ひとつひとつコマ送りしながら丁寧に作ったので、是非ひとつでも多くのバージョンを見て楽しんでいただけたら嬉しいです。』
とのことでした。
前回から続きとなっていた、デデデ大王の登場画面が明らかになりましたね。
もうご存じだった方も多いかと思いますが、まだ見ていないという方は、ぜひチャレンジしてください。
[2014/11/28 09:37]ダイナブレイド
今回は、プログラマーの村瀬による、「カービィファイターズZ」での、ゲストキャラクターについてのお話をお届けします。
『こんにちは。プログラマーの村瀬です。
ステージギミックとして登場したダイナブレイドの動き、いかがでしたでしょうか。
初めて知ったみなさま、そうなんです。カービィファイターズZには、ゲストキャラとしてダイナブレイドが登場しています。「星のカービィ スーパーデラックス」の動きをできるだけ再現しながら、対戦ゲームのお邪魔キャラとしてほどよくなるように調整されています。
スーパーデラックスを作っていた時の担当者に取材をしたり、トリプルデラックスの敵キャラを作った人にアドバイスをもらったり、最終的には1フレーム(1/60秒)単位で移動を調整しています。ちなみに、空から降りてきたダイナブレイドに一定のダメージを与えると、攻撃をしないで空に帰っていきます。
「ダイナブレイドに邪魔されるのがイヤ!」という方は、いったん狙いを変えてみるもよしです。
そして、ダイナブレイドを狙いに行った敵を狙う、という戦術もよしです。』とのことでした。
ダイナブレイドが現れると緊張してしまいますが、追い返すということもできるんですね。
みなさんも、試してみてはいかがでしょうか。
[2014/12/12 09:24]デデデ戦の背景の秘密
今回は、デザイナーの松尾による、「カービィファイターズZ」の背景デザインについてのお話をお届けします。
『こんにちは、カービィファイターズZの背景デザインを担当した松尾です。
みなさん「ひとりで」モードの難易度「めちゃむず」はクリアされたでしょうか?
今回は難易度「めちゃむず」のデデデ戦の背景の秘密をお話します。プレイされた方はお気づきかと思いますが「めちゃむず」の時だけデデデ戦の背景が変化するのですが、実はコレ「夢の泉DXのデデデ戦の背景」に変わっているんです。
この背景はわざわざ当時の画像データを社内で探して来てもらって、噴水のアニメーションなども当時の画像を使って再現しているんです。このようにこだわりを持って作った背景ですが、実は使われない予定だったんです!
最初にこの背景を作っていたのですが、せっかくだから3Dモデルでかっこいいやつを作ろうという話になり「夢の泉DXのデデデ戦の背景」は没になっていたんです。ところがしばらくして「難易度が「めちゃむず」の時にだけ普段と違うサプライズを入れる」というアイディアが出まして、めでたく「夢の泉DXのデデデ戦の背景」が復活することとなりました。
紆余曲折ありましたが、みなさんを楽しませるためのサプライズとして復活できて良かったなぁと思っています。』とのことでした。
Wii Uのバーチャルコンソールに「星のカービィ 夢の泉デラックス」がありますので、気になった方はそちらでご確認してみては、いかがでしょうか。
[2014/12/19 09:38]陰で支えるキャラクター
今回は、プログラムディレクターの大西による、「デデデ大王のデデデでデンZ」に登場するキャラクターについてのお話をお届けします。
『こんにちは。
プログラムディレクターの大西です。今回は「デデデ大王のデデデでデンZ」を陰で支えるキャラクターについてお話しします。
みなさんお気付きだったでしょうか?
デデデでデンZの画面には、実はいろいろなところに「画面の外にいる誰か」を感じさせる演出が仕掛けられています。例えばタイトル画面で空にぷかぷかと浮かぶ雲。
上の方を見ると天井からつり下げられて動いているのがわかります。
他にも、オープニング演出で飛び跳ねるデデデ大王をよく見てみると…棒が付いてる!!まるで画面の外にいる「誰か」が小道具を使って画面を盛り上げてくれているかのようですね。
果たしてそこにいるのは誰なのか?
その答えは、全うらステージクリア後に見られるエンディングの最後にて明かされます!うらステージはかなり歯ごたえのある難易度に仕上がっているので、このエンディングを見るのはちょっと大変かもしれません。
未クリアのステージが残っている方は、がんばって全クリアを目指してみてください!そしてそのエンディングを見終わったあとは、是非「画面外」に思いを馳せながらデデデでデンZをもう一度遊んでみてくださいね!』
とのことでした。
うーん、気になる情報ですね。いったい誰が画面外にいるのでしょうか。
まだエンディングを見ていないという方は、ぜひ全てのうらステージに挑戦してみてください!
ロボプラ(主にカビハンZ、すいこみ)
やり方は変わりません。大質問会、SS&イラストコンテストは別記事でまとめられているため、ここではそれ以降の作品配信メッセージ、誕生日記念メッセージのみまとめられています。
[2017/04/13 14:23]『みんなで!カービィハンターズZ』
みなさん、おひさしぶりです。ハル研究所の石田です!
さて今回は、本日発表&配信開始となりましたニンテンドー3DSのダウンロード専用ソフト、『みんなで!カービィハンターズZ』について、ディレクターの東藤からのメッセージとイラストをお届けします!…え、ディレクターが熊崎じゃない?
そうそう、確かにゼネラルディレクターは熊崎なのですが、
『みんなで!カービィハンターズZ』のディレクションは、元となったサブゲーム
『みんなで!カービィハンターズ』から引き続き、東藤という者が担当しているんです!
というわけで東藤さん、よろしくお願いします!(拍手!)「こんにちは、ディレクターの東藤です。
『星のカービィ ロボボプラネット』のサブゲーム『みんなで!カービィハンターズ』が、この度パワーアップして『みんなで!カービィハンターズZ』となり配信スタートしました。
『みんなで!カービィハンターズZ』は4人のカービィが力をあわせて、強いボスに立ち向かう共闘バトルゲームです。
4種類のジョブから好きなジョブを選んで、クエストに立ち向かいます。
ひとりでもおともを連れて遊べますし、みんなで集まれば通信プレイでも遊べます。ここまでは、サブゲーム版と同じですが、今回はぶきやぼうぐも自分で選ぶことができちゃいます。
その数なんと80種類以上!
燃える炎のようなつるぎ『クリムゾンソード』は男の子に、キラキラでデコデコでキュートな『魔法少女アレンジ』は女の子にオススメしたい一品です。さらにクエスト数も増えて、今作で初めて正式に戦うアイツも登場します。
誰でしょうか?おや、ロゴの部分に誰かいらっしゃいますね。他にも多くの新しい要素が追加された『みんなで!カービィハンターズZ』ですが、こんな声が聞こえてきそうです。
「…でも、お高いんでしょう?」
いえいえ、実は基本無料のゲームなのです!
無料でダウンロードができ、ゲーム内ではジェムリンゴというアイテムを使用して、
冒険を有利に進める事ができます。
ジェムリンゴはゲーム内でも毎日収穫できますし、「あいことば」を入力することでも増やすことができます。
「あいことば」はいろんな場所で配信しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
また、身も心も真っ白な「よろずや」の店主から購入する事もできます。
「たくさん買ってくれタラ、ジェムリンゴツリーがドンドン成長して、収穫量が増えるんだヨォ!」とおっしゃってますので、1度お立ち寄りいただければと思います。この先、夏にはカービィが3D空間をかけ回る『カービィのすいこみ大作戦』が、冬には対戦アクションゲームの発売を予定しています。
カービィ25周年はゲームソフトも盛りだくさんですので、どうぞご期待ください!」とのことでした。
『カービィのすいこみ大作戦』や冬に予定されている対戦アクションゲームも気になりますね。
でも、まずはその前に『みんなで!カービィハンターズZ』をチェックしてみてくださいね!
[2017/04/27 10:36]星のカービィ25歳
みなさん、こんにちは!ハル研究所の石田です。
さあ、今年もこの日がやってきました!そう、本日4月27日は『星のカービィ』の第一作目が発売された日、つまりカービィの誕生日です!
しかも、今年は25周年という節目の年でもあるんです。
おっと、私が出しゃばるのはこれくらいにして、さてさて今年も『星のカービィ』のゼネラルディレクターの熊崎から、カービィの誕生日についてコメントをもらってきましたので、ご紹介します!『こんにちは。ゼネラルディレクターの熊崎です!
Happy birthday Kirby!!
本日4月27日はなんと、星のカービィ25歳の誕生日です!色々なものを吸い込み続けて、まんぷくにふくらみ続け、
若き旅人だったカービィも、気がつけば25歳。立派な大人(!?)になりました。
最近ますます、ピンクのお肌のポヨポヨさに磨きがかかって来ましたよね。そんな25周年を迎えた今年は、
3つの新たなカービィシリーズがリリースされます!配信されたばかりの基本無料の共闘アクション、『みんなで!カービィハンターズZ』。
夏には、シリーズ初の本格3Dアクション、『カービィのすいこみ大作戦』。
さらにこの冬、新しい対戦アクションも発売予定です!皆さんもう、『みんなで!カービィハンターズZ』は楽しんでいますか?
私も配信開始から、改めて家族みんなで共闘を楽しんでたりします。
上級者は、ヒールドクターになってみんなを助けてあげるのが、また楽しいですよね。クリア後には、街に改心して救われたような表情を浮かべたアイツもやって来ますよ。
…ぜひご自分の目で確認してくださいね!そして本日、
その『みんなで!カービィハンターズZ』で入力できる、お得な「あいことば」も教えちゃいます!
あいことばは…ジャジャン!
「ハッピーバースデーカービィ」
です!ゲーム内で入力すれば「ジェムリンゴ」などの嬉しいアイテムがもらえますよ。
入力の有効期限は2018年4月26日まで。
こうして手に入れたジェムリンゴを上手にやりくりするのが楽しいですよね。
あいことばは、お友達にもどんどん広めてくださいね!この夏は「カービィのすいこみ大作戦」で3D空間をおもいっきり走り抜け、
冬には新作アクションで盛り上がっていただければと思います!様々なことにチャレンジするカービィの冒険は、
25歳になっても終わることなく、その進む世界を広げていきます。これからも、まだまだ広がる星のカービィシリーズを、
どうぞよろしくお願いします!!』とのことでした!
『みんなで!カービィハンターズZ』を遊んでいる方は、インターネットに接続できる場所で、今回の「あいことば」を試してみてはいかがでしょうか。
まだ遊んでいない方は、『みんなで!カービィハンターズZ』公式サイトやニンテンドーeショップをチェック!ゲームは無料でダウンロードできるので、ぜひご確認ください!
本日で25周年を迎えた『星のカービィ』ですが、これからも応援していただけると嬉しいです!
[2017/07/04 10:08]『カービィのすいこみ大作戦』
みなさん、こんにちは!ハル研究所の石田です。
本日はニンテンドー3DSソフト『カービィのすいこみ大作戦』の配信開始日なんですよ!
今回は本作のディレクターの神山からコメントと手描きのイラストをもらってきましたので、ご紹介しますね!おっと、今回もディレクターが熊崎でないことに気づきました?
そうなんです、ご存じのとおりゼネラルディレクターは熊崎なのですが、『カービィのすいこみ大作戦』は神山という者がディレクションを担当しているんです!
まあ私の話はこのへんにしておいて、神山さん『カービィのすいこみ大作戦』の紹介をよろしくお願いします!(大きな拍手!)
『こんにちは。ディレクターの神山です。本日より、シリーズ初の本格3Dアクションゲーム
『カービィのすいこみ大作戦』が配信となりました!『カービィのすいこみ大作戦』は『星のカービィ ロボボプラネット』の
サブゲーム『カービィの3Dチャレンジ』をパワーアップし、
スクロール型の3Dアクションとして生まれ変わった、
ダウンロード専用ソフトです。
自由自在に動き回れる3Dステージを舞台に、
次々と現れる敵を、すってはいてで、つき進みゴールを目指します。本作のカービィは、敵をたくさんすいこむと、ぶくぶく大きくなり、
可愛らしい姿「まんぷくカービィ」になります。
「まんぷくカービィ」は可愛らしいだけではありません。
そこからはき出される「かんつう星型弾」は超強力です。この「かんつう星型弾」を駆使して、敵をまとめてなぎ倒し
高得点をねらうスコアアタックも楽しめます。
3Dカービィの第一歩として、
初代星のカービィをモチーフに原点に立ち返り、
すってはくの楽しさを追求したゲームになっています。3Dアクションになることで、新しく生まれ変った、
初代カービィのなつかしのボスたちと、新たな戦いが繰り広げられます。
前作の『カービィの3Dチャレンジ』は
私たちスタッフにとっても、まさしくチャレンジとなるサブゲームでした。そのシステムをベースに、アクション性を強化し、より本編カービィに近づけた、
新たなるチャレンジとなる1本です。
ぜひとも、楽しんで頂ければと思います。
最後に、『みんなで!カービィハンターズZ』で入力できる、
あいことばを、お伝えします。「すいこみだいさくせんはつばい」
(有効期限:2018年7月3日)ごらんの通り、あいことばもあり、
カービィチームの連携は、ばっちりです。今年の冬には対戦アクションゲームが、
2018年には、Nintendo Switch版の王道カービィも発売予定です。25周年、
どんどん広がっていく星のカービィシリーズを、
どうぞよろしくお願いします!』とのことでした!
『カービィのすいこみ大作戦』は、繰り返し遊んでいるうちに、自分なりの攻略法を見つけられると嬉しいんですよね。みなさんも、ぜひチャレンジしてみてください!