今回はMiiverseに設置された『星のカービィ トリプルデラックス』のスタッフルームに投稿された熊崎信也以外のハル研究所のスタッフによるお話のまとめです。
今回も全ての出典のリンク先がarchive.orgで保存されたものとなっています。
他のmiiverseの魚拓記事はこちらからも飛べます。
2019/07/03:[2014/04/18 10:10]の投稿が、タイトルをワームホールと間違えていたため修正しました。
- トリプルデラックス
- [2014/01/11 10:02]はじめまして!
- [2014/01/12 10:00]ゲームをプレイしながらいろいろな楽しみ方を
- [2014/01/13 10:00]デデデ大王のファンの方は
- [2014/01/14 10:08]正体不明のタランザ
- [2014/01/15 10:20]手前と奥を行き来する他にも
- [2014/01/16 10:02]新コピー能力の「ビートル」
- [2014/01/17 10:08]新コピー能力の「スナイパー」
- [2014/01/20 10:05]新コピー能力の「ベル」
- [2014/01/21 10:18]新コピー能力の「サーカス」
- [2014/01/22 11:14]今回の冒険の舞台
- [2014/01/23 11:08]きせきの実
- [2014/01/24 10:07]3DSを傾ける
- [2014/01/27 10:28]キーホルダー
- [2014/01/29 09:57]バンダナワドルディ
- [2014/01/31 10:09]カービィファイターズ!
- [2014/02/03 10:05]大王のデデデでデン
- [2014/02/05 10:11]ウィスピーフラワーズ
- [2014/02/07 10:13]ペインシア
- [2014/02/10 10:20]クラッコ
- [2014/02/19 10:05]サンストーンについて
- [2014/02/21 08:38]エクストラステージ
- [2014/02/24 11:00]「大王のデデデでデン」の高得点を狙うコツ
- [2014/02/28 10:09]さらに爽快に、ガンガン進むためのコツ
- [2014/03/03 10:11]デデデでゴー!
- [2014/03/05 10:01]格闘王への道
- [2014/03/10 13:34]細かい工夫とかたむけるギミックのコツ
- [2014/03/12 10:10]「カービィファイターズ!」の、知っているともっと楽しめるかもしれない小ネタ
- [2014/03/14 10:10]「大王のデデデでデン」で、高得点をとるための秘訣である4つのボーナス得点
- [2014/03/19 10:30]隠しルート
- [2014/03/21 09:04]キーホルダーを全て集めるためのコツ
- [2014/03/24 10:21]ゴールゲーム
- [2014/03/28 10:21]「縛り」という遊び方
- [2014/03/31 10:27] 真 格闘王への道
- [2014/04/04 08:48]「ビッグバンすいこみ」の爽快感
- [2014/04/07 10:15]ファイルセレクト、モードセレクト
- [2014/04/09 10:09]敵にあわせたビッグバンすいこみの使い方
- [2014/04/14 10:17]コピー能力「ビートル」のデザイン
- [2014/04/16 09:52]似た感じの曲の「できかた」
- [2014/04/18 10:10]ワープホールのありか
- [2014/04/23 10:17]カービィのしゃがみ動作に関する小さなテクニック
- [2014/04/25 09:02]ビッグバンすいこみ時の「しかけ」
- [2014/04/30 09:48]「格闘王への道」「真 格闘王への道」のスタッフ記録と攻略のポイント
- [2014/05/05 09:06]「トグ・ロ・ガラーガ」のアニメーション
- [2014/05/07 10:16]効果音作り
- [2014/05/09 10:38]かたむけるギミックのコツ
- [2014/05/14 10:24]「UI」へのこだわり
- [2014/05/16 10:19]ステージ各所に登場するワドルディ
- [2014/05/19 09:46]Lv6のワープホール
- [2014/05/23 10:07]「格闘王への道」と「真 格闘王への道」のメニュー画面
- [2014/05/26 10:09]「音色」
- [2014/05/28 10:15]能力部屋をつくる
- [2014/06/03 10:06]プログラマーの裏目標
- [2014/06/06 10:15]サーカス能力の帽子のデザインが決まるまで
- [2014/06/10 10:25]見落としがちな隠しルート
- [2014/06/13 10:50]なつかしいキャラクターやギミック、アイテム
- [2014/06/20 10:17]地形や景色のモチーフ(題材)のデザイン
- [2014/06/24 10:29] 「カービィファイターズ!」におけるキャラクターの「挙動」
- [2014/06/17 10:20]キャラクターの動き
- [2014/07/04 10:14]サウンドルーム
- [2014/07/08 10:07]曲名
- [2014/07/11 09:59]タイトル画面のヒミツ
- [2014/07/25 09:56]うらうち
- [2014/07/30 10:16]スタッフクレジット
- [2014/08/01 08:31]ガイドかんばん
- [2014/08/06 10:10]「PREESS A BUTTON」
- [2014/0813 09:26]発見がとても難しい隠しルート
- [2014/08/22 09:44]ボス戦の迫力を出すために
トリプルデラックス
見出しは角括弧で投稿日を設け、スタッフルームのそれぞれのトピックから文を抜き出して作成しています。ただし重複する場合は終わりにナンバーを振っています。
[2014/01/11 10:02]はじめまして!
はじめまして、ハル研究所のイシダです!「星のカービィ トリプルデラックス」が、本日発売されました!
このコミュニティでは、開発チームのスタッフから聞いた、トリプルデラックスの情報をお伝えしていきます。 ゲームを楽しむための、いろいろな情報を取り揃えていきますので、どうぞお楽しみに!
[2014/01/12 10:00]ゲームをプレイしながらいろいろな楽しみ方を
コピー能力を使うことで、多彩なアクションが可能になったり、「きせきの実」で超強力な「ビッグバンすいこみ」ができるカービィは、とっても頼もしいんです。 でも、実は基本ワザの「すいこみ」と「はきだし」も強いんですよ。 コピー能力のテクニックを楽しむのもカービィの醍醐味ではありますが、「すいこみ」と「はきだし」だけでクリアを目指すのも楽しいかもしれません。 ゲームをプレイしながら、いろいろな楽しみ方を見つけてみてください!
[2014/01/13 10:00]デデデ大王のファンの方は
カービィのライバルと言ってもいい存在のデデデ大王ですが、なんと、ストーリーモードの初めで、タランザに連れ去られてしまいます! ということは、今回はカービィに助けられるのを待つだけなのでしょうか。気になりますね~。 デデデ大王のファンの方は、サブゲームの「大王のデデデでデン」で思う存分、デデデ大王を活躍させてください!
[2014/01/14 10:08]正体不明のタランザ
正体不明のタランザは、デデデ大王を連れ去って「浮遊大陸 フロラルド」へと逃げていきますが、その目的は謎のまま。 なお、カービィが追っていくと、ステージのところどころで、デデデ大王を連れ去るタランザの姿を見ることができるんですよ。 さて、カービィは、タランザに追いつけるのでしょうか?また、タランザの目的も気になりますね~。
[2014/01/15 10:20]手前と奥を行き来する他にも
「浮遊大陸 フロラルド」には、ステージの手前と奥を行き来する他にも、奥行きを楽しめるアクションがあるんです。 「3Dかたむきミサイル」で奥のステージのブロックを狙い撃ちしたり、奥から迫ってくる「ボヨヨンハンド」や「ワドルディトレイン」を避けたりといった、これらのアクションは、3D表示で見ると迫力があるので、ぜひ体験してください!
[2014/01/16 10:02]新コピー能力の「ビートル」
新コピー能力の「ビートル」は、カービィが頭にかぶった大きなツノが、カッコイイですよね。 カービィは、このツノで敵をすくい上げるように攻撃する「ホーンアッパー」や、スピード感のある「ロケットホーン」といった迫力のあるワザを使うことができます。 また、ツノで複数の敵をキャッチしたり、クイを打ったりすることもできるんですよ。コピー能力「ビートル」は、「ビートリー」や「ヘルメホーン」からコピーできるので、ゲーム中で見かけたら吸いこんでみてください!
[2014/01/17 10:08]新コピー能力の「スナイパー」
新コピー能力の「スナイパー」は、もう試してみましたか?オシャレな帽子をかぶったカービィが、弓矢で敵を狙い撃ちする姿は、なかなかキマってませんか? 「スナイパー」はパワーをためることで「ショット」「スナイプショット」「マジカ・スターアロー」の三段階の攻撃ができるんです。 また、近距離の敵には、手にした矢で攻撃する「やぎりのスラッシュ」で対応可能。他にも、ハリボテに隠れながら攻撃する「ヒットマン」の姿は、なかなか味がありますよ! コピー能力「スナイパー」は、「スパイナム」などからコピーできるので、ゲーム中で見かけたら、撃たれる前に吸いこんじゃいましょう!
[2014/01/20 10:05]新コピー能力の「ベル」
新コピー能力の「ベル」は、両手に持ったベルを振って、流れ出る音色で攻撃するという、一風変わった能力なんです。この「ベル」も、基本ワザの「リンドン」から連続攻撃をすることで「リンディンドン」、「ディンフィナーレ」へと攻撃力がパワーアップしていきます。また、離れた場所の敵には「ツインティンカー」という投げワザが有効です。さらには、攻撃だけでなく、頭にかぶっているベルに隠れて身を守る「イン・ベル」という防御ワザもあるんですよ。コピー能力「ベル」は、ベルのような姿をした「ディングル」からコピーできるので、ゲーム中で見かけたら、吸いこんでみてください!
[2014/01/21 10:18]新コピー能力の「サーカス」
新コピー能力の「サーカス」は、カービィがサーカスワザで攻撃するという、アクロバティックな能力です。基本ワザの「ぜんてん」と「バックてん」は、素早い動きで前後の敵を連続で攻撃します。その他にも、炎のリングをくぐりながら敵を攻撃する「火のわくぐり」や、ボールに乗って攻撃する「たまのり」、トランポリンを使った「くうちゅうアクロバット」など、トリッキーなアクションを楽しむことができます。コピー能力「サーカス」は、ピエロのような姿の「ファニーロバッツ」からコピーできるので、ゲーム中で見かけたら、ワザに見とれないうちに吸いこんでみてください!
[2014/01/22 11:14]今回の冒険の舞台
今回の冒険の舞台は、「浮遊大陸 フロラルド」といいます。大陸どうしは離れて浮かんでいるので、別の大陸に進むには、それぞれの大陸のボスを倒して「ワールドツリー」を伸ばす必要があるんです。 また、ボスと戦うには、大陸ごとに決められた数の「サンストーン」が必要になるので、がんばって見つけてください。 さらに、それぞれの大陸の全ての「サンストーン」を集めると、新たな変化があるかもしれません。
[2014/01/23 11:08]きせきの実
地面から伸びてきたツルの先に実る「きせきの実」。 これを取ることで可能になる「ビッグバンすいこみ」は、ノーマル状態では吸いこめない大きな物や、長~い敵をも吸いこむことができるようになるんです。 また、敵が投げた大岩やミサイルなどを吸いこんでから撃ち返すことも可能なので攻撃にも使えますし、仕掛けを解いて「サンストーン」を手に入れることもできるので、いろいろな場面で活躍するんです。 ぜひ、カービィの新しい力を試してください!
[2014/01/24 10:07]3DSを傾ける
「星のカービィ トリプルデラックス」には、ニンテンドー3DSを傾けることで動かせる仕掛けがあるんです。 例えば、導火線がつながっていない大砲を発射させるために、3DSを傾けて導火線の埋め込まれたブロックを動かして火を燃え移らせるといった仕掛けは、ゲームを何度も遊んだ私でも、けっこうハラハラします。 この心地よい緊張感を、みなさんにも、ぜひ体験していただきたいです!
[2014/01/27 10:28]キーホルダー
ステージで手に入れたキーホルダーは、そのステージをクリアするまでは、どんなキーホルダーなのかわからないからワクワクしますよね。 250種類以上あるキーホルダーは、これまでのカービィシリーズのキャラクターでいっぱい!なかにはレアなものもあるので、アヤシイと思った場所があったら確かめてみてください。 また、キーホルダーは、すれちがい通信で交換できる他、3DSのゲームコインを使うことでも入手可能なので、頑張って集めてください。 なお、集めたキーホルダーは、「キーホルダーコレクション」で見ることができます。
[2014/01/29 09:57]バンダナワドルディ
ステージのところどころにいる「バンダナワドルディ」は、カービィに体力回復のアイテムを投げてくれますよね。実は、すれちがい通信をすると、このバンダナワドルディからもらえるアイテムがグレードアップするんです!
たくさんの人とすれちがい通信をして、ゲームを有利に進めてください!
[2014/01/31 10:09]カービィファイターズ!
サブゲームの「カービィファイターズ!」は、10種類のコピー能力から好きなものを選んで、カービィどうしで戦います。一人で遊ぶ「ひとりで」モードのときは1対1から、1対2や1対3などの戦いになり、クリアまでのタイムを競います。そして、「みんなで」は最大4人のカービィで通信対戦できるんです。
しかも、相手のカービィばかり気にしていると、ステージに登場する様々なキャラクターや仕掛けに攻撃されるというアクシデントもあるので、油断はできません。
さらに、「カービィファイターズ!」は、ひとりの人がソフトを持っていると、ほかの人はニンテンドー3DSを用意するだけで、最大4人での通信対戦ができるんです!
みんなで、熱い対戦を楽しんでください!
[2014/02/03 10:05]大王のデデデでデン
サブゲームの「大王のデデデでデン」は、あのデデデ大王が主役なんです。流れるBGMに乗って、テンポよくボタンを押してデデデ大王をジャンプさせながら、並んでいるドラムの上を進み、「ゴールドラム」を目指します。
ドラムに着地するときにタイミングよくボタンを押すと、デデデ大王が上画面までジャンプするんですが、その瞬間が気持ちいいんですよ~。
まずは、ジャンプでドラムの上を進むことを目指して、慣れてきたら空中の「おんぷコイン」を取って高得点を目指すと、より楽しめると思います!
[2014/02/05 10:11]ウィスピーフラワーズ
レベル1の「ファイン フィールド」のボス、「ウィスピーフラワーズ」を紹介します。もともとは野に咲く一輪の花だったのですが、タランザによって魔法をかけられて、巨大な「ウィスピーフラワーズ」へと変化してしまったのです。
可憐な花の面影も消え失せた「ウィスピーフラワーズ」は、大きな種を落としてきたり、吐息を吹きかけたりする他、画面の奥へと飛び移って、遠くから長くて鋭い根を伸ばしてカービィを攻撃します。
そうそう、花から「ウィスピーフラワーズ」に変化するシーンは迫力があるので、じっくり見てください!
[2014/02/07 10:13]ペインシア
レベル2の「ロリポップ ランド」のボス、「ペインシア」を紹介します。カービィがタランザを追ってたどり着いたアトリエで、人知れず眠っていた一枚の絵。この生き別れた姉妹を描いた名も無き絵画が命を持ち、「ペインシア」となってカービィに襲いかかるのでした。
「ペインシア」は、体を絵筆のようにして絵の具のしずくを飛ばしたり、画面に絵の具を塗って視界を遮ったりします。
また、キャンバスに描いたものを実体化させるという能力も持っています。そうそう、ボスの解説は、戦闘中にポーズをかけると読むことができます!
[2014/02/10 10:20]クラッコ
レベル3の「オールド オデッセイ」のボス、「クラッコ」を紹介します。「クラッコ」といえば、ゲームボーイ版「星のカービィ」から登場している、おなじみのボスです。さて、今回の「クラッコ」には、天空のエネルギーが味方しているため、かつてない強大なパワーを持っているようです。
「クラッコ」は体の中からドラム缶やナットなどを降らせたり、雲の体をステージいっぱいに広げて雷を落としたりしてくるので、逃げ場を探すのが大変なんですよね。
そうそう、「クラッコ」が落としてくるもののなかには、コピー能力をゲットできるものがあるので、いろいろ試してみてください!
[2014/02/19 10:05]サンストーンについて
今回は、リードレベルデザインを担当したスタッフのお話をお届けします。ちなみに、リードレベルデザインとは、ステージの制作、つまり地形や仕掛けの制作をしたスタッフを指します。
『こんにちは。ステージ制作を担当した、リードレベルデザインのスタッフです。今回は、冒険における重要なアイテム「サンストーン」について、ご紹介します。
サンストーンは、ステージ内のいろんなところに隠されています。このサンストーンのパワーが足りないと、ボスのステージには進めません。ステージの隅々まで探したり、ナゾを解いたりしながら集めて、ボスのステージへ向かいましょう!さらに、各レベルの「エクストラステージ(EXステージ)」は、それぞれのレベルにある、すべてのサンストーンをゲットすることで開きますので、100%のクリアを目指すなら、全部のサンストーンを集める必要があります。
腕に自信のある人は、ぜひコンプリートを目指してみてください』
とのことでした。じっくりと探してみたり、コピー能力を変えてしかけに挑んでみたりすると、新たなサンストーンを手に入れられるかもしれませんね。いろいろと試してみてください!
[2014/02/21 08:38]エクストラステージ
今回は、「エクストラステージ」の制作を担当した、アシスタントディレクターのお話をお届けします。
『こんにちは。エクストラステージを担当した、アシスタントディレクターです。今回は、ストーリーモードに追加される特別なステージ、「エクストラステージ(以下、EXステージ)」について、ご紹介します。
EXステージは、それぞれのレベルに隠された全てのサンストーンを集めると追加される特別なステージです。
このEXステージでは、そのレベルに出てきた仕掛けが次々と登場し、最後には通常の中ボスより強い「DX中ボス」まで登場します。DX中ボスは、通常の中ボスにはない攻撃を繰り出してくる強敵です。また、サンストーンやレアキーホルダーも隠されています。
この遊びごたえのあるステージに、ぜひ挑戦してみて下さい!さらに、EXステージのBGMは他のステージと違います。なんと、星のカービィ Wiiや、星のカービィ 20周年スペシャルコレクションのBGMを聴くことができるんです!もちろん、これらのBGMも「サウンドルーム」に収録されていますよ』
星のカービィ Wiiや、星のカービィ 20周年スペシャルコレクションからのベストセレクションのBGMで遊ぶ事ができるんですね!
みなさんも、通常のステージとはちょっと違うEXステージを楽しんでみてはいかがでしょうか。
[2014/02/24 11:00]「大王のデデデでデン」の高得点を狙うコツ
今回は、「大王のデデデでデン」の制作を担当した、アシスタントディレクターのお話をお届けします。
『こんにちは。「大王のデデデでデン」を担当した、アシスタントディレクターです。
「大王のデデデでデン」は、流れる音楽に合わせてリズムよくボタンを押して、ジャンプしながら進んでいくリズムアクションゲームですが、今回は高得点を狙うコツなどについて、お話しします。各レベルをクリアした時の得点は、おもに、クリア時の「のこり時間」、ステージで獲得した「おんぷコイン」などで決まります。
中でも、重要なのが「うらうち」です。
ジャンプのてっぺんでAボタンを押してみましょう。
タイミングがピッタリ合うと、デデデ大王がタンバリンを叩いて、さらに得点がゲットできます。
ハイスコアを狙う人は、ぜひ試してみてください!
また、ステージをクリアするともらえる「メダル」は、得点に応じて、ブロンズ、シルバー、ゴールドとどんどん豪華になっていきます。
さらには、ゴールド以上のメダルも…?
レベル1~3を、それぞれ一定以上の得点でクリアすると遊べるようになるエクストラステージもあって、やり込み要素は盛りだくさん!どうぞ心ゆくまで楽しんでください!』とのことでした。
すでに高得点を出している方もおられると思いますが、これから遊ぶよ!という方は、まずは得点よりもクリアを目指してみると、いいと思います。
[2014/02/28 10:09]さらに爽快に、ガンガン進むためのコツ
今回は、リードレベルデザインを担当したスタッフのお話をお届けします。
『こんにちは。リードレベルデザインのスタッフです。
何でも吸い込む「ビッグバンすいこみ」は、敵やしかけを吸いこみまくってガンガン進むのが爽快です。
今日はさらに爽快に、ガンガン進むためのコツをご紹介します。・岩やトラックの形をした、スライドブロック
これらは、近づいてから吸いこんでスライドさせるよりも、少し離れた位置から吸いこむと一気にスライドさせられます。
実は、雪山のステージに登場する巨大雪だるまの頭も同様で、一気に転がすことができます。
一気にスライドを心掛けて、一気にしかけを突破しましょう。・巨大なモグラのような敵、モーリスブラザーズ
全部で3体登場しますが、特に3体目は、上段と下段、2か所から出現するのでやっかいなやつです。
ですが実はカービィの方も巨大なブロックを吸いこんでから移動しつつ反撃、ができます。
これを知っていると、吸いこんだ後に上段から下段に飛び降りつつはきだしたり、逆に下段からジャンプして上段へはきだしたり、といったトリッキーなプレイが可能です。
このように、いろいろ工夫して、「ビッグバンすいこみ」をさらに上手に使いこなしましょう!』とのことでした。
豪快さが印象的な「ビッグバンすいこみ」ですが、実は色々なテクニックがあったんですね。みなさんも、ぜひ試してみてください!
[2014/03/03 10:11]デデデでゴー!
今回は、「デデデでゴー!」の制作を担当した、アシスタントディレクターのお話をお届けします。
『こんにちは。デデデでゴー!担当のアシスタントディレクターです。
今回は、ストーリーモードクリアで追加される「デデデでゴー!」についてです。「デデデでゴー!」は、デデデ大王を操作してステージ攻略の早さを競うモードで、ラストには、まさかのアイツが待ち構えています!
デデデ大王は色々なコマンド技があり、使いこなすと有利に進めます。
中でも、「おにごろしデデデハンマー」の攻撃力はトップクラス!
強力なボスの体力もガツガツ削れます。「ジャイアントデデデスイング」は、移動しながら攻撃できる便利な技。
なんとダッシュより早く進めるのでタイムアタックには欠かせません。また、どの仕掛けもコマンド技で解けるようになっています。
例えば、「火炎ブロック」は「ジャイアントデデデスイング」で冷やすことが出来ます。
どんなコマンド技があるかは、ポーズ画面で確認できるので色々試してみて下さい。ちなみに、開発者のトータルクリアタイムの最速記録は
0:58:44.45です!1時間きれるんです!』とのことでした。
デデデ大王の多彩な技で、みなさんも自己ベスト更新にチャレンジしては、いかがでしょうか?
[2014/03/05 10:01]格闘王への道
今回は、「格闘王への道」の制作を担当した、アシスタントディレクターのお話をお届けします。
『こんにちは。「格闘王への道」を担当した、アシスタントディレクターです。
「格闘王への道」は、「ストーリーモード」に登場した中ボス、大ボスたちを相手にする勝ち抜きバトル!全10連戦でカービィの体力は持ち越し制。体力がなくなった時点で試合終了です。緊張しますよね!
1戦終わるごとに休憩所へ移動するので、そこで回復アイテムをゲットして、万全を期して次のボス戦に挑みましょう。
ただし、回復アイテムの数には限りがあるので、要注意!また、戦いを制するには、コピー能力の選び方も重要です。
ベストタイムを目指すには、高い攻撃力をもつ「ハンマー」がオススメ!
また、難しくてなかなかクリアができない方は、「リーフ」の「かくれリーフ」や「スナイパー」の「ぎたい」など、無敵状態を活かして戦ってみると良いでしょう。全てのボスに勝利すれば、晴れて「格闘王」となり、クリアタイムが記録されます。
さらに、「すれちがい通信」を設定しておくと、すれちがった相手とクリアタイムを交換できますよ。
いろんな能力を駆使して、ベストタイムを狙ってがんばって下さい』とのことでした。
カービィシリーズではおなじみとなりました「格闘王への道」ですが、何回遊んでもハラハラドキドキするんですよね。
みなさんも、たくさんのコピー能力のなかから得意なものをみつけて、クリアを目指してください!
[2014/03/10 13:34]細かい工夫とかたむけるギミックのコツ
回は、リードレベルデザインを担当したスタッフのお話をお届けします。
『こんにちは。リードレベルデザインのスタッフです。
ニンテンドー3DSをかたむけるギミックも、トリプルデラックスならでは。
絶妙な操作が必要なため、ちょっとむずかしいものもありますが、今までにない遊びを楽しんで攻略しましょう。
実は遊びやすくなるよう、作動するときに立体表示が自然と弱まり、本体を傾けても上画面がチラチラしなくなる工夫というのも入れてあります。
細かい工夫ですが、よかったら観察してみてください。今日はひとつ、かたむけるギミックのコツをご紹介します。
・回転するすきまにスナイパーの矢を通す、通称「かたむきスナイパーすきま」
スナイパーのねらいうちと、すきまの操作を同時にやろうとすると難しいです。
まず、スナイパーのねらいうちでスイッチの方向に矢を向けておいてから、3DSをかたむけてすきまの位置を合わせて発射すると、するりとうまく通ります。
何発か撃つ必要があるときは、一発ごとに本体をまっすぐにして、下画面の「かたむきリセットボタン」を押すのがおすすめです。かたむけるギミックには、他にもいろいろありますが、おちついてプレイすれば必ずうまくいきます。
おちついて、困ったら「かたむきリセットボタン」、というのを覚えておいてくださいね』とのことでした。
3DS本体をかたむける操作が苦手だという方は、今回ご紹介したコツを試してみてはいかがでしょうか。
[2014/03/12 10:10]「カービィファイターズ!」の、知っているともっと楽しめるかもしれない小ネタ
こんにちは。ハル研究所のイシダです。前回の投稿では冒頭に脱字がありまして、たいへん失礼しました。
さて今回は、「カービィファイターズ!」を担当した、アシスタントディレクターのお話をお届けします。『こんにちは。カービィファイターズ!担当のアシスタントディレクターです。
今回は、1人から最大4人まで楽しめる「カービィファイターズ!」の、知っているともっと楽しめるかもしれない小ネタを紹介します。まず、「ひとりで」「みんなで」の両方で使えるテクニックから。
ガードを続けていると、ガードがこわれて動けなくなってしまいます。
そんなときは、十字ボタンを色々押すと、少し早く動けるようになります。
これは、ハプニングスターで眠ってしまったときにも使えます。また、アイテム「さつまいも」を取ったときに、Bボタンを押しながら移動すると、
同じ方向をむいたまま移動できます。ライバルを逃がさず攻撃するのに使える手です。次に「みんなで」モードです。
体力がなくなるとゴーストになり、そのままだと負けになります。
ですが、体力が残っているカービィを攻撃すると復活できます。
もちろん、復活して最後まで生き残れば1位です。ただし、やられた回数が増えるほど、
ゴーストで動けるまでのタイムロスが長くなるので、復活するタイミングも重要になります。さらに、オプションではゴーストとハンデの設定や、アイテム、しかけの量をカスタマイズできます。
ここで、ハンデをオートにすると、試合結果に応じてハンデが変化するようになります。
面白い機能なので、何度か続けて遊ぶときは試してみて下さい。
(オプションは「ついかせってい」でYボタンを押すと開けます)』とのことでした。
戦いに役立てられるテクニックがたくさんあるんですね。また、オプションでのカスタマイズも、ぜひ試してみてください。いつもとは、ちょっと違う楽しさを見つけられるかもしれませんよ。
[2014/03/14 10:10]「大王のデデデでデン」で、高得点をとるための秘訣である4つのボーナス得点
今回は、「大王のデデデでデン」の制作を担当した、アシスタントディレクターのお話をお届けします。
『こんにちは。「大王のデデデでデン」を担当した、アシスタントディレクターです。
今回は、「大王のデデデでデン」で、高得点をとるための秘訣である4つのボーナス得点について紹介します。まず1つめは「コインコンプリート」。これは、ステージにある全ての「おんぷコイン」をゲットするともらえますよ。
慌てずに確実にゲットしましょう!
また、2つめは制限時間を30秒以上のこしてクリアするともらえる「タイムボーナス」。
さらに3つめとして、敵に1回もぶつからずにクリアすると「ノーダメージ」のボーナスがもらえます!
そして、もっとも難しいのが「うらうち」を全て成功させるともらえる4つめのボーナス、「うらうちパーフェクト」です。「うらうち」のコツは、リズムにのることです。
音楽に合わせて「ズンッチャッ!ズンッチャ!」と口ずさんでみても良いと思います。
「ズンッ」でドラムを踏み込み、「チャッ」のタイミングで「うらうち」です!慣れるまでは難しいかもしれませんが、クリア後にもらえるボーナス勲章が全てそろった時は、うれしさ倍増です!
ぜひぜひ、トライしてみて下さいね』とのことでした。
実を言うと、私はリズム感がよくないので、「うらうち」が苦手なんです。さっそく、今回のコツを試してみようと思います!みなさんも、高得点に挑戦してみてください!
[2014/03/19 10:30]隠しルート
今回は、リードレベルデザインを担当したスタッフのお話をお届けします。
『こんにちは。リードレベルデザインのスタッフです。
ステージには、いたるところに隠しルートが存在します。
隠しルートを探しながら旅をするというのも、カービィのゲームを遊ぶ上での大きな魅力!
見たことない仕掛けがあったり、アイテムが手に入ったりと、発見した時の喜びはひとしおですので、ぜひ全部探しましょう。特に、トビラが背景や地面の装飾に紛れているものが見落としがちではないでしょうか。
今回は、そんな見落しがちな隠しルートへの行き方を2つ紹介します。
どちらもレアキーホルダーがありますよ。・3-4、ワープスターに乗る少し手前辺りの谷の壁に、他とは違う穴があります。
実はここが隠しトビラになっており、中に入ることができるのです。
この隠しルート内にも楽しい仕掛けがありますので、ぜひ入ってみてください。・4-2、3Dワープスターで奥の水中に移動した時に、上の方のカベに黒っぽい穴が開いているのが見えます。
実はこれが隠しトビラ。ここから水中を一周泳ぎ、ゴールトビラに入るのを我慢して通り過ぎることで入ることができます。
この隠しルートにも、ダイナミックな遊びがありますので、ぜひ入ってみてください。このような方法で隅々まで探して、カービィの世界を遊びつくしましょう。』
とのことでした。
今回紹介した場所をまだ見つけていないという方は、ぜひレアキーホルダーゲットに挑戦してみてください!
[2014/03/21 09:04]キーホルダーを全て集めるためのコツ
今回は、キーホルダー全般を担当した、アシスタントディレクターのお話をお届けします。
『こんにちは。もうキーホルダーをコンプリートできたでしょうか?
今回は、250種類以上のキーホルダーを全て集めるためのコツを紹介します。まず、ストーリーモードを進めていくと、ステージで獲得できるキーホルダーの種類が増えていきます。そして、レベル4をクリアすると、全種類のキーホルダーが出現するようになります。
そのため、全種類のキーホルダーを集めるには、ストーリーモードを進めながら探していくのがオススメの方法です。
ちなみに、1番多くのキーホルダーが手に入るステージは、6-7EXで、すれ違い通信に成功すると最大7個も手に入ります。さらに、ステージ攻略と合わせて、ゲームコインを使うと効果的です。
3枚で1個、5回まで連続で交換できます。
(ステージをクリアすると再び行えます)すれ違い通信についてもお話しておきます。
「星のカービィ トリプルデラックス」を遊んでいる人とすれ違うと、ボスの前に、虹色のMiiの吹き出しが付いたバンダナワドルディが現れてキーホルダーをくれます。
このキーホルダーは、すれ違った人のコレクションの中から、自分が持ってないものが選ばれるので、集めやすくなります。レアキーホルダーは、ストーリーモードの全ステージ1つずつ隠されています(ボス ステージは除く)。
取れる場所と種類は決まっているので、持ってないレアキーホルダーをどこで見つけたか、友達と情報交換しつつ探してみてはいかがでしょう。最後に、ファイルセレクトの上画面に並ぶキーホルダーについて、ひとつお知らせです。
すでにお気づきかもしれませんが、実は特定の種類のキーホルダーを持っていると表示される、並びのパターンがあります。
その数、なんと70種類以上!キーホルダーがいっぱい集まったら、ぜひ眺めてみてください。』とのことでした。
みなさんも、「すれちがい通信」を利用して、持っていないキーホルダーを手に入れることに挑戦しては、いかがでしょうか?
また、ファイルセレクトの上画面に表示されるキーホルダーが、どんな並び方をしているのかを考えるのも、楽しいかもしれませんね。
[2014/03/24 10:21]ゴールゲーム
今回は、ストーリーモードのゴールゲームの制作を担当した、アシスタントディレクターのお話をお届けします。
『こんにちは。ストーリーモードのゴールゲームを担当した、アシスタントディレクターです。
星のカービィシリーズの特長の一つとして、ステージをクリア後に遊べるちょっとしたミニゲーム(ゴールゲーム)があります。
「星のカービィ 夢の泉の物語」や「星のカービィ Wii」では、雲を踏み台にしてタイミングに合わせて上方向にジャンプしたり、「タッチ!カービィ」では、ダッシュと限られたインクを使って遠くへ飛んだりなど、シリーズにより多種多様なんです。今回のゴールゲームでは、大砲に乗ったカービィを画面の【奥方向】へ飛ばします。
あそびかたは簡単で、動くゲージに合わせてタイミング良くAボタンを押すだけです!
ゲージをためた分だけ遠くまで飛んでいきますよ~。
プレイした人がカービィと一緒に奥に飛んで行く迫力を感じられるように、立体視やカメラアングルなどには特に気を付けて調整しているので、うまく飛べた時は、きっと気持ちが良いはずっ!飛んで行った先に着地する雲には1~7の看板が立っています。
遠くに行けばいくほど、回復アイテムやポイントスターなど、もらえるごほうびが豪華になっていきます。さらに、このゴールゲームですが、実は、ヒミツがあるんです…
ステージをクリアする度に、7から6、5、4…1と順番に雲に辿りつくと…
いつももらえるごほうびの他に、なんと1UPが30個もゲットできちゃいます!
それだけではなく、ごほうび後にカービィが踊るクリアダンスも、ゲームボーイ版「星のカービィ」のクリアダンスBGMに変わります!聴いてみたいですよね。ぜひ、チャレンジしてみてくださいませ。』
とのことでした。
ゴールゲームはドキドキしますよね。でも、それだけにうまくいくと嬉しいですよね。
みなさんも、慣れてきたら1UPアイテムの30個ゲットに挑戦してみてください!
[2014/03/28 10:21]「縛り」という遊び方
今回は、ステージの地形や仕掛けなどの制作を担当した、リードレベルデザインのスタッフのお話をお届けします。
『こんにちは。リードレベルデザインのスタッフです。
何度も繰り返し遊べるというのも、星のカービィの魅力です。
一度クリアしただけで終わってしまってはもったいない!
ということで、今回は独自のルールを決めて遊ぶ、いわゆる「縛り」という遊び方をご紹介します。・お気に入りのコピー能力で通して遊ぶ、コピー能力縛り
基本的にすべてのステージが、どの能力でも、能力なしでもクリア可能なように作られています。
それを踏まえて、普通にストーリーモードを進める時と違い、能力を一つに決めてステージをクリアしていく縛りです。
一度クリアしてエンディングを見ると、ワールドツリーの下に「能力おためし部屋」が開きます。ここで能力を選び、順番にステージをクリアしていく、というのも良いと思います。
知らなかったコピー能力の魅力を再発見!できます。・コピー能力禁止!すいこみはきだしだけで進む、ノーマル縛り
「すいこみ」と「はきだし」だけで進む冒険は、まさにカービィの原点、ゲームボーイ版初代星のカービィ気分が味わるかも?
はきだしてぶつける相手を考えながら進むというのは、また一味違ったゲームになります。
能力がなくても、やはりカービィは強いですね。・飛んではいけない、ホバリング禁止縛り
ホバリングを使えば、ゲームに慣れていない人でも大丈夫、というのがカービィの特徴。
では上級者は、ホバリングをせずに進んでみましょう。
実は多くのステージが、ホバリングをしないでクリアできるように(どうしても無理なところはありますが…)なっています。
穴に落ちたら一発アウト!のスリリングなゲームが味わえます。基本的に全てのステージが、どのコピー能力でも、またはノーマルの状態でもクリアできるように設計されていますので、いろいろ工夫して、カービィの世界を遊びつくしてみてください。』
とのことでした。
同じステージでも、工夫することで、また違った楽しみ方ができるんですね。
あまり使わないコピー能力で遊んでみると、思いもよらなかった発見があるかもしれませんしね。
ぜひ、みなさんも遊び方を工夫してみてください。
[2014/03/31 10:27] 真 格闘王への道
今回は、「真 格闘王への道」の制作を担当した、アシスタントディレクターのお話をお届けします。
『こんにちは。「真 格闘王への道」を担当した、アシスタントディレクターです。
今回は、隠しモードのひとつである「真 格闘王への道」について、ご紹介します。「真 格闘王への道」は、「デデデでゴー!」と「格闘王への道」をクリアすると遊べるようになります。
ルールは、「格闘王への道」と基本的に変わりませんが、中ボス、大ボス達がグレードアップしています!
ボスの体力の上限値が上がり、攻撃のパターンも増えており、より凶暴、より凶悪になってカービィを襲ってきます。
さらには、ここでしか登場しない、とっておきのボスも登場するんです!また、休憩所の様子もガラリと変わっています。
おどろおどろしい雰囲気になっているだけではなく、置かれている回復アイテムは、マキシムトマトから、ただのトマト(回復量は少量)に、おまけに「コピーのもと」のひとつは「スリープ」になってしまっています…そんな、腕に自信がある方向けの究極エクストラモード!
だからこそ、倒した時の達成感もひとしおです。
ぜひ、強敵達を倒して、真の格闘王を目指してみましょう!』とのことでした。
「真 格闘王への道」は強敵ぞろいなので、ちょっと怖いですし、休憩所の回復アイテムがマキシムトマトではないのは、ちょっと不安ですが、私も腕をみがいて挑戦してみます!
みなさんも、ぜひ挑戦してみてください!
[2014/04/04 08:48]「ビッグバンすいこみ」の爽快感
今回は、プログラムディレクターによる、「ビッグバンすいこみ」のお話を紹介します。
『こんにちは。トリプルデラックスのプログラムディレクターです。
今回は「ビッグバンすいこみ」の爽快感についてお話をさせていただきます。ビッグバンすいこみを作る際、操作感やギミックを攻略するおもしろさなどはもちろんこだわりましたが、爽快感というものにもこだわりました。
遊んでいただいた方は既にご存知だと思いますが、画面写真にあるようなたくさんの星ブロックをビッグバンすいこみすると、なめらかな螺旋軌道(らせんきどう)を描きながらスポスポとカービィの口の中に吸い込まれていきます。
なんでもないようなことなのですが、単純にたくさんのモノを吸い込ませようとすると、処理の都合上、吸い込むものがカクカクとした動きになってしまいます。
そこをプログラムの工夫によりカクカクをなめらかにしたことで、爽快感アップを実現しました!実は結構苦労したのです・・・・・・。ちなみにサウンドオフでプレイされる方もいらっしゃるかと思いますが、ビッグバンすいこみは吸い込まれた際の効果音も爽快感の演出に一役買っていますので、ぜひサウンドオンでプレイしていただければと思います。
ビッグバンすいこみで爽快感を感じていただければ幸いです。』
とのことでした。
豪快な「ビッグバンすいこみ」は、細やかなビジュアルやサウンドの表現や工夫によって、あの爽快さが味わえるようになっているんですね。
次に「ビッグバンすいこみ」をするときには、そんなことも思い出していただけると嬉しいです。
[2014/04/07 10:15]ファイルセレクト、モードセレクト
今回はUIのデザインについてのお話を紹介します。ちなみに「UI」とは、「ユーザーインターフェイス」の略で、ゲームでは主にメニュー画面などをさしたりします。
また、「リードデザイナー」とは、デザイナーのリーダーを担当しているスタッフです。『こんにちは。UIのデザインを担当したリードデザイナーです。
今回は、ファイルセレクト、モードセレクト についてご紹介したいと思います。ファイルセレクトやモードセレクトの上画面は、キーホルダーが並ぶ部分がツタになっていたり、太陽の光がサンサンと降り注いでいたりと、植物とサンストーンを意識した、今作ならではのデザインになっています。
当初は、まったく違ったシンプルなデザインでしたが、ゲームの内容が決まっていくにつれて、メニューのデザインも曲線や植物など取り入れて、有機的なイメージに変更していきました。
また、本体を傾けると、それに合わせてキーホルダーも傾いたりゆれたりするのですが、実は作っている時に担当のプログラマーさんが「ちょっと動かしてみましたー!」と、仕様には無かった動きを積極的に入れてくれたのがきっかけで、今の動きのあるメニュー画面となりました。
ファイルセレクトとモードセレクトは、コンプリートすると画面が豪華に変化したり、キーホルダーもたくさん集めると、シリーズごとやキャラクターごとなど、並び方にちょっとした法則があったりと、作り手の遊び心がちりばめられたメニュー画面となっていますので、皆さんに楽しんで頂ければ幸いです。』
とのことでした。
普段は何気なく目にしているニュー画面ですが、いろいろなアイディアが盛り込まれているんですね。
みなさんもゲームを始める前に、メニュー画面をじっくりとご覧になってはいかがでしょうか。
[2014/04/09 10:09]敵にあわせたビッグバンすいこみの使い方
今回は、リードレベルデザインを担当したスタッフによる、「ビッグバンすいこみ」のお話をお届けします。
『こんにちは。リードレベルデザインのスタッフです。
今回は「ビッグバンすいこみ」でガンガン進むコツ、の第2弾!
ボス級の敵について、2つご紹介します。・巨大な鳥のような敵、ギガントコックス。
地面から生えているカブのような植物(マンドラディッシュ)をぶつけて倒しましょう。
1匹目は画面右側に、2匹目は画面左側に待機しておくと、ギガントコックスが飛んできた瞬間に倒してしまうことができます。ですが、3匹目はタイミングを見計らって攻撃をする必要があります。
3匹目が飛んできたら、マンドラディッシュをはさんで反対側に待機、移動を始めたあたりのタイミングで引っこ抜いて当てましょう。
ぴったり当たると快感です!・4匹で登場するドラゴンのような敵、エッガーウィングス
グルグル回りながらタマゴのような弾丸をはきだしてくる、これまたやっかいなやつです。
効率よく倒すには以前ご紹介した、弾丸を吸いこんでから移動しつつ反撃、というテクニックを使いましょう。弾丸を吸い込んだ後、エッガーウィングスが一周回ってくるのを待っているのではなく、吸い込んだら振り返って、半周してきたところを狙うと、スピーディに倒すことができます。
「ビッグバンすいこみ」には、まだまだ工夫できるところがあります。上手に使いこなし、ガンガン進みましょう!』
とのことでした。
敵にあわせたビッグバンすいこみの使い方は、いかがだったでしょうか。
これとは違う、独自の戦法で戦っている方も、一度試してみてください!
[2014/04/14 10:17]コピー能力「ビートル」のデザイン
今回は、キャラクターを制作しているデザイナーチームのリーダーによる、コピー能力「ビートル」のデザインについてのお話を紹介します。
『こんにちは。
ビートル能力のデザインを担当した、生き物大好きキャラクター班のリードデザイナーです。
今回はビートル能力のデザインについて、見所を紹介したいと思います。ビートル能力のモチーフは、もちろんカブトムシなのですが、カブトムシだけだと色が地味になってしまうと思い、日本の鎧甲(よろいかぶと)をデザインに取り入れる事にしました。
これによって、鎧甲を連想させる金のパーツが漆黒を引き締め、和風な高級感と艶やかさを出す事ができたと思います。また、後ろに生えている短い方のツノですが、日本の鎧甲との調和を考えて、日本のカブトムシのツノと同じ形にしました。
ここに気付いた人は、きっとカブトムシが好きな人だと思います。(笑)このようなこだわりの詰まったビートル能力ですが、気に入っていただけたでしょうか。
長く愛される能力になればいいなと願っております。』とのことでした。
細かいところまで趣向を凝らしてデザインされているんですね。
みなさんもビートル能力を使うときには、今回紹介したデザインのポイントを確認してみてはいかがでしょうか。
[2014/04/16 09:52]似た感じの曲の「できかた」
今回は、サウンド担当のスタッフによる、BGMについてのお話を紹介します。『お気づきのかたも多いと思いますが、トリプルデラックスには、似た感じの曲がいくつもあります。
今日は、この「できかた」についてお話してみます。プロジェクト初期に、既に作っていたある曲の「オクターブ上昇し、下降していくフレーズ」が特徴的で、これが 今回の象徴である「大空に伸びていくワールドツリー」のイメージに合っているなぁ!と思いました。
そこで今回は、この曲や最初のステージ曲「浮遊大陸の花畑」をベースに他の曲を作ることで「トリプルデラックスっぽさ」を演出したのです。
たとえば、ボスや、ビッグバンすいこみは、「浮遊大陸の花畑」のアレンジですが、そこから「狂花水月」(サウンドルーム102番)や、104、124番を「アレンジのアレンジ」しました。エンディングなどは、そのさらにアレンジです。
……で、その「今回のイメージの元」となった曲とは、実は「ボヨヨンバッタン・ファクトリー」(23番)のことです。
こういった曲のつながりも意識しながら遊んでもらえたらうれしいです。最後に、これらの楽曲も収録され、ボーナストラックも加えた全49曲入りの音楽CDが、クラブニンテンドーのグッズになっています。
トリプルデラックスをご購入の方は、4月30日までは 250ポイントで交換できますので、まだの方はお急ぎを!』とのことでした。
BGMを気に入っていただいた方は、上で紹介している、クラブニンテンドーのオリジナルグッズのCD、「星のカービィ トリプルデラックス サウンドセレクション」をチェックしてみてくださいね。
[2014/04/18 10:10]ワープホールのありか
今回は、「デデデでゴー!」を担当した、アシスタントディレクターのお話をお届けします。
『こんにちは。今回はタイムアタックにかかせない、ワープホールのありかをご紹介します。
デデデでゴーでは、ストーリーモードには無いワープホールが登場し、ステージをいっきに飛ばせます。
ワープホールはサンストーンがあった場所に隠されていることが多いので、タイムロスに思えるルートでも、時間短縮になるかもしれません。思わぬところに隠されている事も…。
特別にその一部をご紹介!●Lv1(ストーリーモードの1-1にあたるステージ)
ダッシュを使って攻略するステージで、2つ目の3Dワープスターに乗らずに進むと木箱があります。
これ壊すとワープホールが出現します。
意外と見落としがちな最初のワープホールです。●Lv5(ストーリーモードの5-1にあたるステージ )
ウォンキィのキャリーキーで入る部屋。
ここにはワープホールがありますが、実は他にもう一つ隠されています。
よく見ると、こわせる地形ブロックがあり、壊すと隠しルートへ進めます。
隠しルートにあるワープホールは中ボスも飛ばせて、とってもお得です。●Lv5(ストーリーモードの5-5にあたるステージ )
中ボスと連戦するステージにもワープホールが隠されています。
1回中ボスと戦ってトビラに入った後、移動先で、そのままホバリングで上へ行ってみましょう。他にも紹介しきれなかったワープホールや、隠しキャンディーがありますのでぜひ、探してみて下さい。』
とのことでした。
まだ使ったことのないワープホールがあるという方は、ぜひ試してみてください!
[2014/04/23 10:17]カービィのしゃがみ動作に関する小さなテクニック
今回は、プログラマーのリーダーによる、カービィのアクションについてのお話を紹介します。
『こんにちは。トリプルデラックスのリードプログラマーです。
今回はカービィのしゃがみ動作に関する小さなテクニックをご紹介します。カービィは十字ボタンの下を押すことで、しゃがむことができます。
しゃがみ動作は、スライディングをするため、すりぬけ床を降りるため、しゃがんでつぶれた可愛いカービィを眺めるため、などと様々な用途に使うことができます。このしゃがみ動作なのですが、実はボス戦でも役に立つテクニックなのです!
カービィはしゃがむことで、つぶれた見た目に合わせて攻撃を受ける判定が小さくなります。
すると、その判定が小さくなった分、ボスの特定の攻撃を避けることができるようになります。ボスの特定の攻撃に対して、立っていると当たるけど、しゃがんでいると当たらない。
ほとんど当たっているような見た目になっていますが、ギリギリ当たらないように調整されている攻撃が、いくつも存在しています。小さなテクニックではありますが、このようなテクニックの積み重ねで格闘王の記録が更新されていくと思いますので、チャレンジする価値はあるのではないでしょうか?
しゃがむことでどんな攻撃を避けられるのか、ぜひ探してみてください。』とのことでした。
「しゃがみ」が思わぬところで役に立つなんて、興味深いですね。
普段は、意識して使っていないという方もおられると思うので、これを機会にチャレンジしてみては、いかがでしょうか。
[2014/04/25 09:02]ビッグバンすいこみ時の「しかけ」
今回は、デザイナーのリーダーによる、ビッグバンすいこみ時の「しかけ」についてのお話を紹介します。
『こんにちは。トリプルデラックスのリードデザイナーです。
今作のカービィでは、スイッチやトビラ、ブロックまで、すべてのしかけのデザインにこだわりましたが、今回はビックバンすいこみ時のしかけのデザインについて、お話しさせていただきます。
細かいところとなりますので、「へぇ~」程度でもお楽しみいただければ幸いです。しかけやキャラクターのデザインをする時にはいろいろな制約があり、通常はその中でデザインをします。
しかしビックバンすいこみ時のしかけをデザインする際は違いました。
ビックバンすいこみを引き立たせるために、とにかく派手で豪華な見た目を一番に優先してデザインしました。たとえばロイヤルロードのマジカルストローは、ストローのデザインのほかに、カービィがストローを吸い込む演出や、奥で寝ているワドルディと島、エフェクトなどなどを合わせると、通常のしかけの5~6倍の規模になりました。
ビックバンすいこみ時のしかけは、開発後半に処理の問題が出てきてしまい、いくつかの場所で快適にゲームをプレイすることがむずかしくなりました…
が、プログラマーとデザイナーの工夫とがんばりにより、派手な見た目を保ったまま、処理の問題をクリアすることができました!ビックバンすいこみ時の大きなしかけから、スイッチのような小さなしかけまで、いろいろなしかけのデザインも皆様に楽しんで頂けましたら幸いです。』
とのことでした。
私も画面のなかで、どんなことが起こっているのかを見ながらプレイしてみますね。
みなさんも、ご自身の目でぜひ確かめてみてください!
[2014/04/30 09:48]「格闘王への道」「真 格闘王への道」のスタッフ記録と攻略のポイント
今回は、アシスタントディレクターによる、「格闘王への道」と「真 格闘王への道」についてのお話を紹介します。『こんにちは。アシスタントディレクターです。
以前に、各モードのやり込みスコアや記録について紹介があったかと思いますが、今回は「格闘王への道」「真 格闘王への道」のスタッフ記録と攻略のポイントについて、ご紹介します。まずは「格闘王への道」のスタッフ記録ですが、05:37.75。6分を切れます!
つづきまして「真 格闘王への道」のスタッフ記録は、なんと、08:41:49!どちらの記録も使用したコピー能力は「ハンマー」ですが、やはり攻撃力の高さと技の使い勝手からタイムアタックにはもってこいのようです。
そんなタイムアタックを目指す方や、まだクリアができない方にも耳寄りな攻略のポイントを一つ紹介します。【ダメージ後や攻撃中の無敵時間を巧みに使おう!】
敵からのダメージを受けた後は、敵の攻撃や接触してもダメージを受けない「無敵時間」があります。
この時間内に敵を一気に攻撃しましょう!
ただし、攻め過ぎると無敵時間が終わりダメージを受けてしまうので、引き際も肝心です。また、後半のデデデ戦以降になると、敵の攻撃も強力ですばやく、避けるのも難しくなります。
しかも、遠くへ吹っ飛ばされるだけでなく能力もはがされてしまうので、大幅なタイムロスにもなります…そんな時は、能力技で乗り切ってしまいましょう!
能力技の一部には、攻撃中は無敵になるものがあります。
使いやすいものだとビートルの「スパイラルホーン」や、ファイターの「スピンキック」などあります。
敵の攻撃が当たる直前に技を発動させるのがコツです!コツをつかむまでは難しいかもしれませんが、ぜひ試してみてくださいね!』
とのことでした。
どちらのモードも手強い敵たちと戦うことになるので、苦手な方は、まずは今回のテクニックを参考に、クリアを目指してみてください。
クリアタイム短縮については、そのあとからじっくりと取り組んでみても、いいと思いますよ。
[2014/05/05 09:06]「トグ・ロ・ガラーガ」のアニメーション
今回は、キャラクター班のデザイナーによる、Lv4ワイルド ワールドのボス、「トグ・ロ・ガラーガ」のアニメーションについてのお話です。
『こんにちは。トグ・ロ・ガラーガのデザインを担当したキャラクター班のデザイナーです。
今回はこのトグ・ロ・ガラーガのアニメーションが、どのように作られたのかをお話したいと思います。トリプルデラックスをプレイした人ならご存知かと思いますが、トグ・ロ・ガラーガはヘビ型のキャラクターです。
ヘビって特徴的な動きをしますよね。
くねくね体を動かすことで前進したり、頭を持ち上げて威嚇(いかく)したり。アニメーションを作る時には、自分の体を動かしてキャラクターの動きをイメージしていくと、頭の中だけで考えるよりもはっきりとしたイメージを得ることが出来るのですが、今回は自分の腕をトグ・ロ・ガラーガの体に見たてて「くねくね」させながら考えました。
移動するときはこうかな~「くねくね」
威嚇するときはこんな感じ「くねくね」
と常に腕を「くねくね」させながら考えることによって、トグ・ロ・ガラーガのアニメーションが出来たのです。』出典:Miiverse - イシダ's post | Nintendo
とのことでした。
キャラクターの姿のデザインだけでなく、動きかたもデザイナーが担当しているんですね。
みなさんもトグ・ロ・ガラーガと戦うときには、あのトリッキーな動きに注目してみてください。
[2014/05/07 10:16]効果音作り
今回は、サウンド担当による、効果音の作り方のお話を紹介します。
『こんにちは。トリプルデラックスのサウンド担当です。
今日は「効果音作り」についての話をお送りします。どんなゲームでも、サウンドと言えば「BGM、音楽」のことがまずは頭に浮かぶと思いますが、実は、我々の仕事の大半は効果音を作ったり、調整したりすることのほうです。
特に最近のゲームは、登場キャラや仕掛けなども多く、そのひとつひとつが何種類もの効果音を必要としますので、1本のソフトに 1000種類以上の効果音があることも普通になってきています。
だから自分でも、どんな効果音を作ってきたかの把握が難しくなることもあったりして。その効果音の中でも特に手間がかかるのは、実は「カービィ」が出す音だったりします。
カービィというキャラは、プレイヤーのお好みのコピー能力を、どのステージにも持っていけますから、様々な挙動の効果音が、他の仕掛けや敵キャラの出す効果音と混ざって分かりにくくなったり消えたりしないように、様々な配慮、苦労、工夫や調整が必要なのでした。
特に、カービィが最大4人も出て、好き勝手にワザを出しまくることのできる「カービィファイターズ!」なんて、まさに最悪!(笑)逆に、手間はかかるけれども意外と難しくないのは、各ボスの効果音。
なぜならば、ボスは特定の場所だけにいて、一緒に出るキャラや仕掛けも少ないことがほとんどなので「作るだけ」でOKだから。そんなわけで、音楽ばかりじゃなくて効果音もしっかりと味わってプレイしていただけたら幸いです。』
とのことでした。
ゲームをクリアしたあとにワールドツリーの下に開く、「能力おためし部屋」では、全てのコピー能力を選べるので、それぞれの能力の効果音を聞いてみては、いかがでしょうか。
[2014/05/09 10:38]かたむけるギミックのコツ
今回は、リードレベルデザインを担当したスタッフのお話をお届けします。
『こんにちは。リードレベルデザインのスタッフです。
今回は、3DSをかたむけるギミックについての第2弾!前回もご紹介した遊びやすくなる工夫ですが、他にもまだまだあります。
かたむけるギミックの中心位置は、そのギミックに乗り込んだ時や、置いてある部屋に入った時などのタイミングで設定されるようになっています。ですので、実は寝転がったままでも正常に、自由なプレイスタイルでお楽しみいただけます。
では今回もひとつ、かたむけるギミックのコツをご紹介します。・左右に動かしてつなげる、かたむき導火線ブロック
導火線に火をつける前に、3DSをかたむけて最初に導火線がつながる位置にある程度合わせておくと簡単です。
そして火をつけた後は、カービィが大砲に入るため移動する時に導火線がずれやすいので、火が導火線の切れ目に来る直前ではなく、導火線の長い部分にあるタイミングで移動するのがコツです。例えば3-3、導火線が十字になっているものの場合、まず一番左に寄せておいてから火をつけるのが良いです。
そして火をつけた後はすぐに移動せず、画面右下で導火線がぐるっと長く燃えている間に移動して、大砲へ向かうとうまくいきやすくなります。
もし失敗してしまったら、下画面の傾きリセットを押してからやりなおしましょう。なかなか手ごわいかたむけるギミックですが、コツさえわかればグッと攻略しやすくなります。
がんばって挑戦してみてください。』
とのことでした。
「かたむき導火線ブロック」の操作は、導火線の火を見ると、ついつい焦ってしまうんですよね。
私も今回のコツを参考にして、改めてチャレンジしてみたいと思います!
[2014/05/14 10:24]「UI」へのこだわり
今回は、プログラムディレクターによる、「UI」へのこだわりについてのお話を紹介します。『こんにちは。今作のプログラムディレクターです。
今回はUI(ユーザーインターフェース)の地味なこだわりのお話をさせていただきます。UIとはゲーム上に登場する情報を、遊んでいる人に伝えるためのモノのことを言います。
起動してすぐに登場するファイルセレクトなどのメニュー全般や、ゲーム中に登場する体力ゲージのインフォメーション全般など、UIは幅広いパートを指して言います。そんなUIですが、遊んでいる人にはあまり気づかれない、地味なこだわりがいくつかあります。
例えば、体力ゲージとカービィが重なったとき、体力ゲージの周りの部分が半透明になります。
こうすることで操作対象となるカービィが見づらくなることを防いでいます。
また、同じ体力ゲージでもカービィファイターズでは3人以上で対戦すると自分の体力ゲージを少し大きく表示しています。
こうすることで、一番大事な自分の残り体力がどれくらいあるのか、見やすくしています。他にも、例えばポーズメニューですと「どのページを見ていたか」という情報を記憶するようにしています。
そうすることで、操作方法のページを見ながら何度もポーズメニューを開いたり閉じたりしても、毎回ページを送らなくても目的のページを閲覧できるようにしています。これ以外にも本作ではUIに関して地味なこだわりをたくさん詰め込んでいます。
遊ばれているお客さんにはほとんど気づかれないようなものばかりですが、そのようなこだわりが快適なカービィプレイにつながっていれば幸いです。』
とのことでした。
遊びやすさのために、いろいろな工夫がなされているんですね。
みなさんも、ぜひゲームをプレイして確かめてみてください。
[2014/05/16 10:19]ステージ各所に登場するワドルディ
今回はリードデザイナーによる、ワドルディについてのお話を紹介します。
『こんにちは。トリプルデラックスのリードデザイナーです。
今回はステージ各所に登場するワドルディについてのお話です。ワドルディといえば、すべてのカービィシリーズに登場する人畜無害のザコキャラで、私も大好きなキャラクターです。
今回のワドルティはシリーズ初(!?)、大木を倒してきたり、大きな岩を転がしてきたりと、がんばってカービィを攻撃してきます。
ただ、攻撃といってもワドルディに悪気はなくて、何かをしていたら結果的にカービィを邪魔しちゃうような、どこか、にくめないワドルディらしい攻撃をしてきます。きっかけは、Lv1のファイン フィールドで使う、転がる岩のデザインをしたときでした。
はじめは、全自動の岩投射機のようなデザインを考えていましたが、Lv1の雰囲気にしては、ちょっとごつく怖い感じになってしまいました。そこで、怖い感じを払拭するために誰かキャラクターに登場してもらったらどうかなと考えました。
キャラクターは、悪気はないけど何かやらかしてしまう、コントのぼけ役になるようなキャラクターがいいなと思い、試しにワドルディに登場してもらいました。デザインが完成してみると、カービィが絶対攻撃できない場所から間接的に攻撃(?)をしてくるところなんかが、ワドルディにぴったりで、はまり役でした。
ほかのスタッフにも好評で、転がる岩のほかにも、水がめで消すたき火やロリポップタンクなど、いろいろな場所に登場してもらいました。
ちなみに私のお気に入りは、大木を一生懸命切っている、木こりの姿をしたワドルディです。』
とのことでした。
みなさんも、ワドルディたちの活躍をゲームのなかでご覧になってはいかがでしょうか。
[2014/05/19 09:46]Lv6のワープホール
今回は「デデデでゴー!」を担当した、アシスタントディレクターのお話をお届けします。
『こんにちは。以前、ワープホールのありかで紹介しきれなかった、Lv6のワープホールをご紹介します。
デデデでゴー!のLv6は、ストーリーモードのEXステージと、Lv6のステージが連なっている長い道のりです。
そんなLv6には、なんと10コ以上のワープホールがあります。
なかでも見つけ難い場所をご紹介します!●ストーリーモードの3-7EXにあたるステージ(以下ステージ番号のみに省略)
巨大化雪玉に追っかけられるステージで、雪玉がすごくかたいブロックを壊すと出現します。
急いでいると、気づきにくい場所です。●6-1
気流のステージでギガントエッジを倒した後に、トビラに入らずに右端へ進むと、天井が空いていて上に進めます。
トビラは見えませんが、実は月のところで上を押すと隠し部屋に入れます。
ここにもワープホールがあります。●6-5
天空の民を助けるステージにもワープホールがあります。
3Dヘルメットキャノンで進むステージの、ひとつ目の「ばくだんブロック」を壊すとスタート地点付近に出現します。●同じく6-5
ボンカースの下に隠されています。
クリスタルの足場の下をくぐるとたどり着けます。
戦う前に行くと、ボンカース戦もとばせます。今回ご紹介した中に、まだ見つけていないワープホールはありましたか?
ワープホールを使うと、タイムを大きく稼げるので、ぜひ、タイムアタックに挑戦してみて下さい!』
とのことでした。
4月18日の記事でもワープホールをご紹介しましたが、その他にもあったんですね。みなさんも、前回紹介したワープホールとあわせて使ってみてはいかがでしょうか。
[2014/05/23 10:07]「格闘王への道」と「真 格闘王への道」のメニュー画面
今回は、リードデザイナーによる、「格闘王への道」と「真 格闘王への道」のメニュー画面についてのお話を紹介します。
『こんにちは。トリプルデラックスのリードデザイナーです。
今回は、格闘王、真格闘王のメニュー画面について紹介したいと思います。トリプルデラックスの格闘王のデザインは、歴代の格闘王の重厚感と「星のカービィWii」からの石のモチーフを踏襲した、カッコイイデザインを目指しました。
今作では、より高級感を出したかったので、担当のデザイナーには、石の質感やタイトル画面の演出にもこだわって作成してもらいました。
特にタイトル画面は、歴代のシンプルな演出に比べて、炎の揺らめきの動きを入れてもらうなど、担当のデザイナーも楽しみながらこだわって作っています。また、ディレクターから格闘王と真格闘王で違いを出して欲しいという意見があったので、最初は、赤と青の色違いだけだったデザインですが、より真格闘王の方が特別な雰囲気になるように、石の部分にエキゾチックな模様を入れたり、金色の縁を入れて豪華な感じにしたりして色々手を加えていく内に、当初予定していたより全体的にパワーアップしました。
特に真格闘王の赤色は、今の深い色になるように色々調整した、こだわりポイントだそうです。格闘王と真格闘王のデザインの違いなど見比べて楽しんで頂けたら嬉しいです。』
[2014/05/26 10:09]「音色」
今回は、サウンド担当による「音色」のお話を紹介します。それでは、どうぞ!
『こんにちは、今日はトリプルデラックスのサウンド担当より、曲作りに使った音色の話をお送りします。
サウンドルーム22番 「トイリズム」という名前の曲は、昔なつかしい「ファミコン」のサウンドを意識して作ってみました。
実は、あの中で使われている音色は「ファミコン風の音」などでは無くて、本物のファミコンから、いろんな設定で鳴らしたサウンドをサンプリングしておいた波形を「音色ネタ」として、一部に混ぜて使っています。
ファミコンの音って、いい音でしたよね。このファミコン(正確に言えば、ツインファミコン)は、今はもう、ディスクドライブが壊れてしまって動かないのですが、でも、録った波形は 音色としてバッチリ残してあるので、今後も、たまに活躍させることがあると思います。
ちなみにこの曲は、ステージ2-2などで聴くことができると思いますので、あらためて遊びながら聴いてみてはいかがでしょうか。
ところで、以前ご紹介させて頂いた、クラブニンテンドー景品のサウンドトラックCD、「星のカービィ トリプルデラックス サウンドセレクション」を、既にお楽しみ頂いている方もいらっしゃると思います。
収録された曲には、今回紹介させて頂いた「トイリズム」や「狂花水月」のように、ディレクターが付けた曲名で記載されています。
優待ポイントで交換出来る期間は過ぎてしまいましたが、400ポイントあればまだ交換できますので、気になられた方は是非、CDをゲットして頂き、曲名に込められたイメージを感じながら、あらためて聴いて頂ければと思います。』とのことでした。
なんと、3DSのゲームにファミコンの頃の音色を使用しているとは、思いもしませんでした。
興味を持たれた方は、サウンドセレクションのCDや、ゲームのなかのサウンドルームで、「トイリズム」を聞いてみては、いかがでしょうか。
[2014/05/28 10:15]能力部屋をつくる
今回は、アシスタントディレクターによる、「格闘王への道」と「真 格闘王への道」にある、コピー能力を選べる部屋についてのお話を紹介します。
『こんにちは。トリプルデラックスのアシスタントディレクターです。
今回は「格闘王への道」や「真格闘王の道」を遊ぶ時に、最初に行く能力部屋についてのお話をします。ボス達の闘いに挑むために最初のコピー能力を選ぶ大事な部屋なのですが、実はこの能力部屋をつくるのには、いろんな試行錯誤がありました。
この部屋では、「スリープ」を除く24種類のコピー能力をゲットできる「コピーのもと」が配置されていますが、当初は24個の「コピーのもと」と「はしご」だけしかなく、部屋の大きさも2倍ぐらい広いものでした。
しかし、自分が探したい能力が見つけにくい、歩き回っているうちに迷子になる、ワープスターにもどるまでに時間がかかる、などさまざまな問題がありました。そこで、思いついたのがストーリーモードにも登場する「かたむきゴンドラ」です。
ストーリーモードでは主に移動手段として使っていましたが、より快適な操作性を実現するために、ゴンドラのスピードやかたむき加減など、この能力部屋用にカスタマイズして取り入れました。また、コピー能力の見え方や配置なども細部にまで気を使っているんです!
一画面により多くの能力が見えるようにカメラの調整を行うことはもちろん、能力ソードやニンジャなど使いやすい「コピーのもと」を中央に寄せたり、今作の新能力はまとまって置いていたりと……
プレイヤーが望む能力を見つけやすいように、さまざまな工夫を施しています。【なるべく早く闘いに挑める】ように設計していますので、あまり印象に残らない部屋ではありますが、今度遊んだ際は、是非【ゆっくり】ご覧頂ければ幸いです!』
とのことでした。
コピー能力を選ぶために、快適さや見え方などの工夫がなされているんですね。次に遊ぶときに、今回のお話をちょっと思い出してもらえると嬉しいです。
[2014/06/03 10:06]プログラマーの裏目標
今回は、リードプログラマーによる、ウィスピーフラワーズ制作時のお話を紹介します。
『こんにちは。トリプルデラックスのリードプログラマーです。
今回は、ウィスピーフラワーズ作成時に話されていた、プログラマーの裏目標についてご紹介します。レベル1の最後に待ち受けるウィスピーフラワーズは、全てのボスの中で1番最初に作られました。
このボスを作り始めるとき、1人のプログラマーがこのように言いました。
「前作の星のカービィWiiのラスボスをプレイした後でも驚いてもらえるようなボスを作ろう!」「星のカービィWii」のラスボスは多彩な攻撃と演出で、クライマックスに相応しい作りになっていたと思います。
そんなラスボスをプレイした後にも驚けるようなウィスピーフラワーズとは…?
その後プログラマーの試行錯誤が始まりました。前作までのウィスピーウッズは、基本的にその場からは動かないボスでした。
しかし、今作のウィスピーフラワーズは画面全体を動き回ったり、根っこを使って画面全体に攻撃したりすることで、今までに無かった迫力を出してみました。
また、テレビ画面よりとても小さい3DSの画面で迫力を出すために、キャラクターの動きに合わせてカメラの動きも工夫してみました。その他にも細かい工夫を色々と詰め込んだ結果、現在のウィスピーフラワーズに辿り着いています。
「星のカービィWii」を持っている方はぜひラスボスをもう1度プレイし、その後で「トリプルデラックス」のウィスピーフラワーズと戦ってみてください。
プログラマーの裏目標であった「ラスボスをプレイした後でも驚いてもらえる」は、果たして達成できたのでしょうか…?』とのことでした。
ウィスピーフラワーズは、最初のボスにしては手強いと思っていましたが、今回のような理由があったんですね。
ウィスピーフラワーズを、他のカービィシリーズの最初に戦うボスと比べてみるのも、面白いかもしれませんね。
[2014/06/06 10:15]サーカス能力の帽子のデザインが決まるまで
今回は、キャラクター班のリードデザイナーによる、サーカスのコピー能力デザインについてのお話をお届けします。
『こんにちは。
サーカス能力のデザインを担当した、キャラクター班のリードデザイナーです。
今回はサーカス能力の帽子のデザインが決まるまでのお話をしたいと思います。能力帽子をデザインするときはまず何をモチーフ(=題材のこと)にするかというところから考えます。
ビートル能力なら当然カブトムシ、リーフ能力なら葉っぱ。
ではサーカスならどうでしょう?
皆さんはサーカスというと何を思いうかべますか?
空中ブランコ、綱渡り、猛獣使い、ピエロにトランポリンなどいろいろあるのですが、それらをモチーフにしようとすると結構難しいのです。ピエロをモチーフにしたらピエロ能力に見えそうだし、トランポリンをモチーフにしたらトランポリン能力になってしまいます。(いずれもそんな能力はありません)
サーカスって、いろんなショーが集まってこそサーカスなんですよね。だとすると、サーカスらしいデザインってどんなんだろう?と何度もスケッチをくりかえしましたが、なかなかいいアイディアが浮かばず、悩んだ末にひらめいたのが“サーカスのテント”でした。
サーカスのテントなら、すべてのショーがその中に入っている訳だし、まさにサーカスをイメージさせるには、ぴったりのモチーフだと思ったのです。こうして、サーカスのテントをベースにピエロの顔をあしらい、またひとつ個性的な能力帽子が誕生したのでした。』
とのことでした。
たくさんのアイディアを検討したうえで、コピー能力のデザインが決定するんですね。
みなさんも、サーカスだけでなく、他のコピー能力のデザインにも注目してみてはいかがでしょうか。
[2014/06/10 10:25]見落としがちな隠しルート
今回は、リードレベルデザインを担当したスタッフのお話をお届けします。
『こんにちは。
リードレベルデザインのスタッフです。
見落としがちな隠しルートはまだまだあります。
全部見つけられたあなたは、まさしくトリプルデラックス博士、といって良いでしょう。
エンディングを見て、ストーリーモードは一通り終わったと思った方も、実は知らない隠しルートがあるかもしれません。
隠しルートをすべて探して、トリプルデラックスを遊びつくしましょう。今回も、見落としがちな隠しルートへの行き方を2つ紹介します。
・4-3、大きな「真実の鏡」にトゲの階段のうつった場所、ここに隠しトビラがあります。
トゲの階段の中ほどに一か所だけ、トゲのない段があります。
真実の鏡をよく見てみましょう。
この段の上に立ち、上キーを入力すると、隠しトビラに入れるのです。
鏡のナゾをとき、アイテムを手に入れましょう。・6-1、中ボスのギガントエッジを倒した後に、隠しトビラに向かうことができます。
ギガントエッジを倒すとトビラが出現しますが、これを無視して右上へ進むと、天井のすきまから上空へ出られます。
アイテムがあるので全部ゲットしましょう。
ただ、この隠しルートはこれだけでは終わりません。
アイテムをゲットしたら、上空を見てみましょう。
三日月のようなものが見えます。
この部分が隠しトビラになっているのです。
ホバリングで上昇し、上キー入力で中に入ってみましょう。今回ご紹介した隠しルートを自力で見つけられた人は、なかなかすごいです。
まだまだ隠しルートはあります。ぜひ探してみてください。』とのことでした。
今回の隠しルートのことを、みなさんはもうご存じでしたか?
さらに、隠しルートは今回紹介したものだけではないようですね。みなさんも、隠しルートさがしに挑戦してみてはいかがでしょうか
[2014/06/13 10:50]なつかしいキャラクターやギミック、アイテム
今回は、リードデザイナーによる、ギミックやアイテムについてのお話をお届けします。
『こんにちは。
トリプルデラックスのリードデザイナーです。
トリプルデラックスでは、カービィシリーズに登場した、なつかしいキャラクターやギミック、アイテムがたくさん登場しています。
その中のいくつかを紹介したいと思います。・ジャイアントまきもの
ジャイアントまきもののキャラクター達は、過去のカービィシリーズのドット素材や、3Dモデルを社内で探してきて登場してもらいました。
しかし初代カービィの背景素材がなかなか見つからなくて、結局カービィタイトルに長く関わってきたデザイナーに新規に描いてもらいました。・キャッスルロロロで登場するロロロ&ラララ
ロロロ&ラララはシンプルな形なので、ドット絵の雰囲気を壊さずに、3Dモデルにするのに苦労しました。
ちなみにロロロ&ラララが押すエメラルドフレーマーは、当時星のカービィ スーパーデラックスのデザインに関わって、エメラルドフレーマーのドット絵を描いたデザイナーさんに作って頂きました。・こうじょうけんがくのピコハンマシン
「星のカービィ64」の「こうじょうけんがく」ステージで登場するプレスハンマーがピコハンマシンとして登場しています。
デザイナーにデザインを考えてもらったときに、最初は64版のプレスハンマーの質感が良くなった程度とおもっていたのですが、口を開けてプシューっと蒸気を吐きながら攻撃するようになっていてびっくりしました。
64版以上にインパクトがでたと思います。・カービィファイターズのさつまいも
さつまいもは初代カービィで登場するアイテムです。
3Dモデルにする際には、さつまいもにみえず苦労しました。
ちなみに、海外版の初代カービィでは、「さつまいも」が「ミントリーフ」という名前に変わっています。
空気弾を連続して吐くところが、ミントを食べたときのさわやかな息を吐くイメージだったのでしょうね。
トリプルデラックスの海外版でも、「さつまいも」はもちろん「ミントリーフ」になっています。』とのことでした。
トリプルデラックスには、過去のカービィシリーズから、いろいろなキャラクターやギミック、アイテムなどが登場しているんですね。
それぞれの出典もととなったゲームは、バーチャルコンソールでも遊ぶことができるので、トリプルデラックスのものと見比べて見る、というのも面白いかもしれませんね。
[2014/06/20 10:17]地形や景色のモチーフ(題材)のデザイン
今回は、ゲーム内の地形や景色などのいわゆる「モチーフ」制作を担当した、デザイナーからのお話をお届けします。
『こんにちは。
モチーフデザインのスタッフです。
今回は、ゲーム内でカービィたちが冒険する地形や景色のモチーフ(題材)のデザインについてお話させていただきます。ゲーム内の景色のデザインも他のデザインと同様に、いろいろな狙いがあって作成されています。
景色自体は直接プレイヤーには干渉しないものですが、
「わぁ、カービィがこんなすごい所を冒険してる!」
「ひえ~、ここは恐いから早く脱出したい!」
という風に、プレイヤーの感情や臨場感、危機感をあおるという大きな役割があります。今作でもプレイした皆さんにより深くゲーム体験が染みるように景色にもいろいろな工夫が凝らされています!
1.易しい→難しいという難易度の変化に合わせて景色をデザイン。
「平和で安全な景色」から「危険で恐ろしい景色」に序々に変化する背景。2.今作の特徴である、「空の低い場所」にある浮遊大陸から「空の高い場所」にある浮遊大陸への冒険を意識した「低い場所」から「とんでもない高い場所」へと向かうのを感じられるような景色のデザイン。
3.いろいろなシチュエーションや、そのステージの遊びにあわせた「開放的で広い空間」と「閉鎖的で息の詰まるような空間」のバランス。
大きく3つ紹介しましたが、これら踏まえて地面やそこに咲く花、木や壁や石などをデザインしています。
プレイヤーの皆さんにはぜひ、風景のいろんな部分を眺めながら、トリプルデラックスの世界観に浸っていただきたいなと思います。』
とのことでした。
カービィが冒険する背景づくりにも、細やかな配慮や工夫がなされているんですね。
お気に入りの場所があったら、ちょっとだけ立ち止まってみるのもいいかもしれませんね。ただし、のんびりしていると敵の攻撃を受けてしまうので、注意が必要ですが。
[2014/06/24 10:29] 「カービィファイターズ!」におけるキャラクターの「挙動」
今回は、プログラムディレクターによる、「カービィファイターズ!」におけるキャラクターの「挙動」、つまり「動作」についてのお話をお届けします。
『こんにちは。
今作のプログラムディレクターです。
今回はカービィファイターズ!のキャラクター挙動についてお話をさせていただきます。カービィファイターズ!には、ゲーム本編でも使われているコピー能力が10種類登場します。
この全コピー能力の挙動をカービィファイターズ!用に調整しました。例えばソード能力のダッシュ攻撃ですと、ダッシュが始まる前に少し隙を入れたりダッシュ中の無敵状態を外したりしています。
こういった調整を行うことで、いわゆるハメ技(=相手の体力がなくなるまで攻撃できること)にならないようにしたり、ものすごく強力な技にならないようにしたりしています。
キャラクターの挙動でいいますと、カービィファイターズ!でも実は、しゃがみを使える場面がしばしばあります。
以前の投稿で「ボスの攻撃もしゃがみでよけられるものがある」とお伝えしましたがそれと似たようなものです
「よけることができなさそう・・・」と思った攻撃も一度しゃがみを試してみて下さい。』とのことでした。
カービィの「しゃがみ」アクションは、ライバルのカービィが相手でも効果があるようなので、いろいろなコピー能力のカービィを相手に、試してみてはいかがでしょうか。
[2014/06/17 10:20]キャラクターの動き
今回は、キャラクター班のデザイナーによる、キャラクターの動きについてのお話をお届けします。
『こんにちは。
キャラクター班のデザイナーです。突然ですが、みなさんはキャラクターの動きって気にして見ていますか?
キャラクターの姿かたちは覚えていても、動きを覚えている人って少ないんじゃないかなと思います。
ですが、動きというのは姿かたちと同じぐらいそのキャラクターの個性を表現しているんです。いくつか例をご紹介しますね。
マンタのような敵のママンティの場合。
ゆっくり大きく動かすことで、水中の大きな生物だという感じと、おっとりした性格を表現しています。槍を持った騎士の様な敵のランゼルの場合。
素早くキビキビ動かすことで、兵隊のような感じと、槍で突き刺してくるぞという鋭さを表現しています。大きな剣と盾を持った全身鎧の中ボス、ギガントエッジの場合。
ひとつひとつの動きにぐっと力を溜めるような動作を入れることで、重さとその重量を動かしている大きな力を表現しています。どうでしょう、プレイした人には、なんとな~く伝わっていたのではないでしょうか。
このように動きもキャラクターを表現する大事な要素なんです。
普段何気なく見ているキャラクターも動きをじっくり見ることで、より深くそのキャラクターを知ることが出来るんじゃないかなと思います。』とのことでした。
敵キャラクターの動き方は、そのキャラクターの性格に合うようなものが、考えられているんですね。
他の人が遊んでいる「トリプルデラックス」で、登場するキャラクターたちの動きを見ると、挙動の細かいところまでを確認できるかもしれませんね。
[2014/07/04 10:14]サウンドルーム
今回は、デザイナーによるUIについてのお話をお届けします。
『こんにちは。UI担当デザイナーです。
UIとはユーザーインターフェイスの略称で、ユーザーに必要な情報を表示したり、操作を促したりする為に必要なもののことです。
メニューのボタン、画面の切り替え演出等、様々な場面で使われていて、使い易さや分かり易さ、操作性の快適さなどが重要視されます。私が今回デザインを担当した箇所の1つに「サウンドルーム」があります。
今作では「AUTO」機能が付いたので、連続再生ができたり、本体を閉じても再生できたりと、皆さんにも楽しんでいただけているのではないでしょうか。この便利な「AUTO」機能ですが、デザインの作業も終盤にさしかかった頃、「AUTO再生中でも曲を選べるようにしたいし、今再生している曲の曲番が分かった方が良いだろう」という事で、上画面に再生中の曲番を表示する今のデザインに変更しました。
また、「サウンドルーム」では曲に集中してもらえるようにいう事で、ボタンを押した際にある筈のSE(効果音)が入っていません。でも、SEが無くてもボタンを押した際に手ごたえを感じてもらえるように、物質感のあるデザインにしました。
他にも、曲の再生中にジュークボックスの様々な部分や背景の照明を動かせたり、冒険の思い出の曲が奏でられる部屋の背景に今作のゲーム中の風景を飾ったりと様々な仕掛けを施しました。
そこには、ほら、ゲーム中には見られないカービィの家の前で手を振るワドルディの姿も…。まだサウンド ルームが出せていないという方も、是非、ご自身の目で、見て、触れて、聞いて、確かめてくださいね。
そして、サウンドルームを見たよ!と言う方。次は100%クリアを目指して頑張ってください!』とのことでした。
サウンドルームには、いろいろな曲を聴くだけでなく、眺めても楽しい仕掛けがあるんですね。
私もサウンドルームのワドルディを見てみたいと思います。みなさんも、サウンドルームを確認してみては、いかがでしょうか。
[2014/07/08 10:07]曲名
今回は、サウンド担当のスタッフによる、ゲームに登場する曲名についてのお話をお届けします。
『こんにちは。サウンド担当です。
今日は「曲名」について、お話してみます。ゲームソフトでは、様々なキャラやステージ、アイテムや仕掛けが登場しますが、それらの多くには独自の「名前」がつけられていますよね。
その一部は、画面に文字として表示されたり、攻略本に載ったりします。これら「名前」から連想されるイメージも、遊ぶ人が頭の中でカービィの世界観を創る際の材料になるわけですから、作り手は素材をキレイに作るだけじゃなくて、それらの「名づけ」にも配慮しています。
もちろんこれは、ゲームで流れる音楽にも言えるはずなのですが、私はあまりネーミングの才能が無いからか、開発の最中に「曲名」をつけることがありません。
過去の曲たちもあまり上手い名前をつけたことが無く、たとえば「雲の面」みたいな呼び方をしながら作ってます(笑)でも、「曲名」ってイメージを膨らませるネタとして大事なものです。
ですから、最近は特にサウンドトラックを作る際などに、主要な曲についてはディレクターにつけてもらっています。つまり、「名前は重要だ」と思うからこそ自分では無く、もっとネーミングセンスがあって、ゲーム内容にも理解の深いディレクターに、おまかせするほうが良いと思っています。
最近のファンの方々の反応などを見る限り、この方針は成功していると感じています。サウンドテストに「曲名」を表示していないのも、開発段階で中途半端な名前を出してしまうことを恐れて、という部分もあります。
「曲名は大事だと思うからこそ、曲名の表記が無い」っていうのは、意外かも知れません。
しかし、いったん発表してしまうと、その名前は「カービィの歴史」に残ってしまいます。
また、百以上の「名づけ」をするパワーがあったら、ゲーム内容を良くすることのほうに使いたい、とも思うわけです。』とのことでした。
作曲というのは大変な仕事だと思いますが、それだけに曲名を考えるのも、また大変なんですね。
ここはひとつ、お気に入りのBGMの曲名を想像してみるのも、面白いかもしれませんね。
[2014/07/11 09:59]タイトル画面のヒミツ
今回は、「タイトル画面」の制作を担当した、アシスタントディレクターのお話をお届けします。
『こんにちは。
タイトル画面を担当したアシスタントディレクターです。すでに、お気づきの方も多いかと思いますが、人によってはじっくり見る機会が少なく、意外と気付かないところなので、今回は、タイトル画面のヒミツを紹介させて頂きます。
まず1つ目は、ゲームの進行での変化です。
「ストーリーモード」をクリアした後に、タイトル画面に入るとツタに花が咲いて、エンディングを思わせる華やかな様子になります。
「デデデでゴー!」をクリアすると、下画面にデデデが現れます。
そして、見事にクリア率100%を達成すると、カービィがビッグバンカラーになって登場します!次にジャイロ操作です。
タイトル画面もジャイロ操作に対応しています。
タイトルが表示されてから本体を動かすと、それに合わせてカメラが動きます。また、葉っぱの上で行うカービィのポーズも色々あります。
その数は6種類。
最初に行う手を振るポーズは固定ですが、その後は5種類の中からランダムで2つ選ばれます。ここでしか見られないポーズもありますので、たまにはすぐにAボタンを押さずに、じっくりタイトル画面を見てみてはいかがでしょうか。』
とのことでした。
ゲームの進行度合いや3DS本体を動かすことによって、タイトル画面に変化が現れるんですね。
みなさんもゲームで遊ぶだけでなく、タイトル画面も楽しんでみてはいかがでしょうか。
[2014/07/25 09:56]うらうち
今回は、アシスタントディレクターによる、「大王のデデデでデン」についてのお話をお届けします。
『こんにちは、トリプルデラックスのアシスタントディレクターです。
今回は、「大王のデデデでデン」について、お話させて頂きます。これまでに、「ジャンプ」や「うらうち」、高得点を取るためのコツをいくつかご紹介してきました。
そんな中で、
『最初は難しいけど、慣れるとうらうちが気持ちいい!』
『うらうちのコツがつかめて、プラチナが取れました!』
こういった声が多く聞けるのは、本当に嬉しいなと感じています。さて、そんな本ゲームのキモでもある「うらうち」ですが、「うらうち」にはいくつか種類があるのはお気づきでしたでしょうか?
ドラムの着地とは真反対のタイミング、つまりデデデ大王のジャンプの頂点でタイミング良くAボタンを押せば、「GREAT」という文字と共に、大王様が”ドヤ顔”でタンバリンを叩きます。
しかし、そのタイミングが少し早かったり(遅かったり)してずれてしまうと「GOOD」となり、大きなお腹をポンッと叩きます。
さらにタイミングがずれてしまうと「うらうち」失敗はとなりますが、パチンと手を叩きます。あのかわいらしく魅力的なデデデ大王様の動きを見るために、あえてタイミングをずらしてうらうちするのも面白いかもしれませんね。
さて、話は変わってそんな大王様が再び活躍する新作の「デデデ大王のデデデでデンZ」。
タイトルに「Z」がついた本作では、大王様が落下しても一発ミスになりません!
体力が残っていれば、近くに復帰してゲームを続けることができます。
その他にも、体力が回復するアイテムや新たな仕掛けなどパワーアップ要素はもりだくさんです!
より遊びやすくなって帰ってきたリズムアクションゲーム「デデデ大王のデデデでデンZ」は、ただいまニンテンドーeショップで配信中です。
興味がある方は、是非手に取って遊んでみてはいかがでしょうか?』とのことでした。
「デデデ大王のデデデでデンZ」についての詳しい情報は、公式サイトをご覧ください。
また、「カービィファイターズZ」の公式サイトもありますので、お見逃しなく~!
http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/jvqj/index.html
[2014/07/30 10:16]スタッフクレジット
今回は、リードデザイナーによる、スタッフクレジットについてのお話をお届けします。
『こんにちは。トリプルデラックスのリードデザイナーです。
今回は、スタッフクレジットについて紹介したいと思います。最近のスタッフクレジットは「星のカービィWii」や「星のカービィ ウルトラスーパーデラックス」など、地上から上空へ移動する事が多いのですが、いつもとの違いを出したい、今作ならでは、のスタッフクレジットにしたいという事で、トリプルデラックスでは、最後のボスバトルを終えたカービィが天空からツタを降りてくるようなイメージで、空から地上のカービィハウスに向けて進行する演出になりました。
さて、ここから制作の裏話ですがスタッフクレジットの背景は、長いツタがあったり浮き島があったりと色々なデータがたくさん表示されているので、そのまま一遍にデータを読み込むと、とても処理が重くなってゲームが動かなくなってしまうという事がありました。
デザイナー側でいろいろ対処はしましたが、もっとデータを軽くできないかとなりました。
そこで、画面に表示されているデータだけを読み込むような仕組み(カリングと言っています。)をプログラマーに対応してもらって対処しました。こういった仕組みはゲーム中でも使われていますが、スタッフクレジットでは、浮き島の頭が見えなくなったらその部分は読み込まないなど、他のセクションよりかなり細かくカリングしていました。
その甲斐あって無事スタッフクレジットは、完成しました。
担当のデザイナーは、仕組みを作ってくれたプログラマーに足を向けて寝られないと言っていました。そして「ストーリーモード」と「デデデでゴー!」のスタッフクレジットでは、背景も色々と違いがあるので、ぜひ皆さんの目で違いを探して楽しんで頂けたら幸いです。』
とのことでした。
スタッフクレジットにも、いろいろな工夫があったんですね。
まだエンディングを見ていないという方も、またチャレンジしてみてください!
[2014/08/01 08:31]ガイドかんばん
今回は、リードプログラマーによる、チュートリアルの制作についてのお話をお届けします。『こんにちは。トリプルデラックスのリードプログラマーです。
今回は、チュートリアル作成時に検討したことについてご紹介します。「星のカービィWii」では、最初のステージをプレイ中に、「ガイドかんばん」が操作方法を教えてくれます。
「ガイドかんばん」とは、「すいこみ/はきだし・ジャンプ/ホバリング・スライディング」などのカービィの基本操作を教えるためのギミックです。今作でも、前作と同じように一通りの操作を教えるための「ガイドかんばん」が実装されています。
しかし、プレイヤーによっては「ジャンプ」と「すいこみ/はきだし」以外の「ガイドかんばん」は、目にしていないかもしれません。
なぜかと言いますと、上記以外の操作方法について、すでに操作できている人に対しては「ガイドかんばん」を出さないようにしたからです。「どういうこと?」と疑問に思った方は、ぜひもう一度今作の最初のステージをプレイしていただきたいです。
プレイヤーによって出現したりしなかったりする最初の「ガイドかんばん」が、「スライディング」です。目の前に壊れそうなブロックが2つ並んでおり、ここをスライディングで通過した人には「ガイドかんばん」は表示されません。
しかし、ブロックの手前で進み方が分からなくなって待機している場合には、その場に「ガイドかんばん」が出現します。
また、ブロックは無視して上方向から通過した場合や、スライディング以外の方法でブロックを壊して通過した場合には、次のスライディングを使うべき場面で「ガイドかんばん」が出現します。小さな工夫ではありますが、初めてカービィをプレイする方にはしっかりと操作を教えて、上級者に対しては「そんなこと知ってるよ」と思わせないチュートリアルになっているのではないかと思います。
スライディング以外の「ガイドかんばん」についても、ぜひ確認していただけたらと思います。』
とのことでした。
「ガイドかんばん」には、そんな細かい仕組みがあったんですね。
興味を持たれた方は、最初のステージをプレイして、確かめてみてはいかがでしょうか。
[2014/08/06 10:10]「PREESS A BUTTON」
今回は、デザイナーによるUIのお話をお届けします。
『こんにちは。UIデザインを担当したデザイナーです。
ちなみに「UI」とは、ゲーム中のメニューやインフォメーションなどの情報のことです。今回は、ちょっと地味かもしれませんが「文字」についてお話させていただきます。
ゲーム中に何気なく読んでいるかもしれない文字ですが、実はゲームの内容を伝える大切な要素だったりするのです。例えば、トリプルデラックスを始めるときに必ず目にしているはずの、あの文字について。
カービィがワールドツリーを駆け上り、そして上画面にはタイトルロゴが、下画面には「PREESS A BUTTON」という文字が表示されています。この「PREESS A BUTTON」は、「Aボタンを押してね!」という意味ですが、ただ文字でそのまま伝えるよりも、
ボタン型になっていてボタンがピコピコ動いていた方が、なんだかAボタンを押したくなってきませんか?なにせ、この画面はトリプルデラックスを始めるための、大切な場面です。
カービィはちいさなお子さまも楽しめるゲームですので、仮に単語を知らなくても「このゲームどうやって始めればいいの?」と迷わないように、一目でわかるデザインを目指しました。
Aボタンは大きめに表示したかったので、少し豪華に、ツヤツヤっとさせています。
さらに、Aボタンを押す以外にも、下画面タッチで始めることができる親切設計!こういった細かいこだわりポイントがまだまだありますので、文字にも少しだけ注目してプレイを楽しんでいただければうれしいです。』
とのことでした。
他にも文字と絵を組み合わせた工夫がなされている場所があるかもしれませんね。みなさんもゲームで遊びながら、確認してみてはいかがでしょうか。
[2014/0813 09:26]発見がとても難しい隠しルート
今回は、リードレベルデザインを担当したデザイナーによる、隠しルートについてのお話をお届けします。
『こんにちは。リードレベルデザインのスタッフです。
トリプルデラックスは今までの星のカービィと同様、ゲーム初心者からうまい人まで、幅広く遊んでいただけることを目指して作られています。
クリアするだけなら誰でもできるけど、やりこむほどより深く、そして後半ステージはなかなかの歯ごたえ、そういったバランスを目指しました。
幅広いプレイヤーにお楽しみいただけると思いますので、ぜひ皆様に最後まで遊んでいただきたいと思います。さて、最後まで遊んだ方もまだ発見していないかもしれない、発見がとても難しい隠しルートを2つ紹介します。
自力で見つけられた方はトリプルデラックスの天才!と言えるかもしれません。・1-3、ひとつ目のマップで、奥のコースのレアキーホルダーがある場所まで行き、そのまま画面右端に触れるまで移動しましょう。
その後、このマップの最初の場所まで戻ると、もともとなかった場所に3Dワープスターが出現しています。この先はお楽しみ。アイテムやコピーのもとがたくさんあるのでぜひ行ってみてください。・6-5、奥から飛び出してくるギミックの「3Dセキュリティ」ですが、これが5×5で並んでいる部屋があります。
この場所では最後にトビラが出現しますが、これには入らずそのまま待ちましょう。
その時間はなんと86秒。するともう一度3Dセキュリティが起動した後、隠しトビラが出現します。部屋の中には、ダイナミックなしかけとアイテムがたくさんありますので、行ってみましょう。このような発見が難しいものまですべて遊んでいくと、トリプルデラックスはとても幅広く、長く遊べると思います。
ぜひ皆様に楽しんでいただきたいです。』とのことでした。
今回紹介した隠しルートをまだ見つけていないという方は、ぜひゲームで遊んで確かめてみてください。
[2014/08/22 09:44]ボス戦の迫力を出すために
今回は、リードプログラマーによる、ボス戦についてのお話をお届けします。
『こんにちは。トリプルデラックスのリードプログラマーです。
今回は、ボス戦の迫力を出すために行なっていた工夫についてご紹介します。トリプルデラックスに登場するボスは、多彩な攻撃を繰り出してカービィをやっつけようとしてきます。
カービィは、そんなボス達の攻撃を上手く避けながら、反撃をしていかなければなりません。開発者としては、やはりボス戦は緊張感を持ってプレイしていただきたいものです。
緊張感を出すということは、ボスの迫力を出したい。
「ボスの迫力をもっと出すには・・?」という疑問に対し、「カメラをとにかく動かそう!」と考えたプログラマーがいました。そしてそのプログラマーは、レベル6のボスであるマスクド・デデデが登場してから倒れるまで、ほぼ全ての挙動にあわせてカメラを動かしてしまいました。
気にして見ていないと、意外と気付かれないことなのかもしれません。それまでに作成していたボスのカメラは、「派手な攻撃の時のみ動く」くらいの作り方をしていました。
しかし、マスクド・デデデだけに豪華なカメラ演出が入っていたのでは、他のボスと比較したときに演出のバランスが取れなくなってしまいます。
そんなカメラの動きを他のプログラマが見て、「迫力が出たなぁ!いいねぇ!」と感じたのと同時に、「自分もやらなきゃ・・!」と焦りだしたのは言うまでもありません・・。このような理由もあり、後半に登場するボスは多彩な攻撃と共に、多彩なカメラの動きも繰り出してきます。
前半に登場するボスと後半に登場するボスで緊張感が違うのは、単純な難易度の違いだけではなく、カメラの動きも影響しているのかもしれませんね。』とのことでした。
私も、もう一度プレイして、ボス戦でのカメラの動きを確かめてみたいと思います。
みなさんも、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。