任天堂が2015年1月25日に発売した『ハコボーイ!』と2016年1月6日に発売したその続編、『ハコボーイ!もうひとハコ』のスタッフリストをまとめました。最後にちょっとした分析もありますがおまけです。
ハコボーイ!(3DS、2015年1月25日)スタッフリスト
・ディレクター
向江 康博
・リードレベルデザイン
神山 達哉
・レベルデザイン
中村 和幸
吉川 仁志
三枝 宏
・リードプログラム
野末 高士
・プログラム
内田 瑠衣
加藤 歩
河原 孝章
石村 仁志
村瀬 達哉
中野 宏晃
・リードデザイン
伊藤 春香
・デザイン
大田 裕介
吉川 仁志
藤浦 昌
・サウンド
石川 淳
安藤 浩和
・チームサポート
乙黒 誠二
阿部 哲也
・パブリックリレーションズ
石田 聡
峰村 智大
・アートワーク
仲上 雅代
川原 理恵子
矢田 雄紀 ※1
杉山 靖子
中道 幸呼
・マニュアルエディション
七田 恵
佐藤 ゆり枝
神門 季
・テスティング
鈴木 太
小林 勝
牛越 昭光
松本 学
牛島 雄一郎
十河 亮惠
ハルデバッグチーム
マリオクラブ
・テクニカルサポート
鶴岡 友和
菅野 卓行
後野 遼一郎
谷藤 圭太
安部 拓也
安藤 善多
木村 宗理
岩本 光生
梅田 知宏
・スペシャルサンクス
池上 正
鈴木 義樹
上武 理志
山本 正宣
望月 哲也
林 明子
松浦 萌奈美
藤田 剛志
浜田 隆史
八木 敦人
河本 浩一
山根 知美
・プロジェクトマネージメント
中村 和幸
・コーディネーター
呉服 和幸
・スーパーバイザー
菅 浩秋
・アシスタントプロデューサー
高橋 功
・プロデューサー
三津原 敏
寺崎 啓祐
・ゼネラルプロデューサー
谷村 正仁
高橋 伸也
・エグゼクティブプロデューサー
岩田 聡
ハコボーイ! もうひとハコ(3DS、2016年1月6日)スタッフリスト
・ディレクター
向江 康博
・レベルデザイン
三枝 宏
・プログラム
河原 孝章
・リードデザイン
大田 裕介
・デザイン
林 明子
佐久間 健一
伊藤 久美子
・サウンド
石川 淳
安藤 浩和
・チームサポート
高橋 芳美
乙黒 誠二
平山 茂
・パブリックリレーションズ
石田 聡
峰村 智大
・アートワーク
仲上 雅代
川原 理恵子
佐野 由美子
矢田 雄紀 ※1
杉山 靖子
・マニュアルエディション
神門 季
・テスティング
鈴木 太
小林 勝
牛越 昭光
松本 学
牛島 雄一郎
・テクニカルサポート
田島 章
皆川 健
田上 達宏
岩本 光生
・ハコ漫画
中村 和幸
・ハコ漫画 - 原案
伊藤 春香
遠藤 裕貴
大田 裕介
加藤 歩
吉川 仁志
熊崎 信也
高橋 功
西村 悠樹
向江 康博
八坂 俊
・スペシャルサンクス
伊藤 春香
内田 瑠衣
加藤 歩
神山 達哉
佐藤 真美子
野末 高士
山本 正宣
・プロジェクトマネージメント
中村 和幸
・コーディネーター
呉服 和幸
一条 裕司
・アシスタントプロデューサー
高橋 功
上武 理志
・プロデューサー
三津原 敏
寺崎 啓祐
・ゼネラルプロデューサー
谷村 正仁
高橋 伸也
・エグゼクティブプロデューサー
君島 達巳
※1…カービィシリーズのアートワークに矢田 優紀がいるが、どう関係しているか不明。
分析
『もうひとハコ』ではエグゼクティブプロデューサーが君島 達巳となっており、プロジェクトが2015年7月以降に始まったことを意味する。『ロボプラ』では岩田 聡がエグゼクティブプロデューサーを務めているので、プロジェクトの開始順としてはロボプラの方が先になる。それが影響しているのか、『ハコボーイ』で何らかの役職に就いた人が『ロボプラ』制作のため、『もうひとハコ』にはいないというケースがいくつか見られた。以下はそれに当てはまる方だ。カッコ内は左から『ハコボーイ』、『ロボプラ』で務めた担当である。
- 村瀬 達哉(プログラム)→(テクニカルサポート)
- 阿部 哲也(チームサポート)→(プロジェクトマネージメント)
- 鶴岡 友和(テクニカルサポート)→(テクニカルサポート)
- 菅野 卓行(テクニカルサポート)→(テクニカルサポート)
- 安部 拓也(テクニカルサポート)→(テクニカルサポート)
- 木村 宗理(テクニカルサポート)→(テクニカルサポート)
- 谷藤 圭太(テクニカルサポート)→(スペシャルサンクス)
- 池上 正(スペシャルサンクス)→(スペシャルサンクス)
- 望月 哲也(スペシャルサンクス)→(UIデザイン)
- 松浦 萌奈美(スペシャルサンクス)→(デザインディレクター)
- 藤田 剛志(スペシャルサンクス)→(リードデザイン)
また、"そこまで負担のない担当"を『もうひとハコ』で務めながら『ロボプラ』の開発に尽力するケースもあった。カッコ内は先程と同じように左から『ハコボーイ』、ロボプラとなるが、間の山カッコ内は『もうひとハコ』となる。
- 神山 達哉(リードレベルデザイン)→〈スペシャルサンクス〉→(シーケンスディレクター)
- 吉川 仁志(レベルデザイン)→〈スペシャルサンクス〉→(デザイン)
- 野末 高士(リードプログラム)→〈スペシャルサンクス〉→(プログラム)
- 内田 瑠衣(プログラム)→〈スペシャルサンクス〉→(プログラム)
- 加藤 歩(プログラム)→〈ハコ漫画 - 原案〉→(プログラム)
- 伊藤 春香(リードデザイン)→〈スペシャルサンクス〉→(リードデザイン)
以降は向江 康博と上武 理志について分析した結果となる。
両作品でディレクターを務めた向江 康博はかつてゲームビジュアルデザイナー スタッフインタビューで
今後はゲームビジュアルデザイナーとしてだけでなく、企画ディレクションの仕事にも挑戦していきたいですね。自分の考えているアイディアを、ゲームというエンタテインメントを通じて実現し、お客さんを楽しませ、驚かせ、「面白い!」と言ってもらえるようなゲームタイトルを作れるようになるのが目標です。
と書いており、それを『ハコボーイ』で果たしたことになる。
『もうひとハコ』でアシスタントプロデューサーを担当した上武 理志はその後、『ロボプラ』でコ・プロデューサーを務めている。直訳すると副プロデューサー、プロデューサー補となる。彼は社長が訊く『星のカービィ Wii』で
はい。デザインリーダーを担当した上武理志です。
わたしがカービィにかかわったのは
ニンテンドーDSの『ウルトラスーパーデラックス』で、
デザイナーとして参加していました。
おもに、スケジュール管理をしたり、
デザインの監修を担当していました。
と発言しており、『Wii』で果たした役割を上述の2作品で広がせていったのかも知れない。